もっと私に興味を持ってよ。これって私のわがまま??
「へ〜そうなんや。 」
「なるほどね〜。」
「。。。」
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なんだか寂しい。
なんだろう、この孤独感は。
会話をしているようで、していない感覚。
私が相手の好きなアイスを聞いても、ただそれに答えてくれるだけで 聞き返されはしない。
「俺、ピノが好き、○○は?」
そう聞かれたらどんだけ心が温まるか。
聞かれなくても
「へ〜ピノ好きなんや!私はジャンボが好き!」
そういえばいい話なのは分かってる。
わかってるんだけど、なんだか相手は興味ないのかなと思ってしまうと 不必要な情報な気がして言葉を飲み込んでしまう。
[会話ってキャッチボールじゃないのかなあ。] [私と話したくないの?私に興味ないの?]
会話をするたびに なんだか不安でいっぱいになる。
だから、勇気を出して聞いてみたんだ。
「あんまり人に興味ないタイプなの? 会話でもあんまり相手に関する質問とかしないよね」
結構ストレートに聞いたなと自分でも思った。
でもね、その時に彼は言ったんだ。
「あ〜確かに聞かんかも。興味はあるよ。でも、自分の中で 予想膨らまして 相手の好きなもんとかを行動とか視線とかで読み取って当てるんが好き。」って。
私にはない考え方だった。
そんな、脳内クイズのような考えが浮かんだことなかった。
単純に、自分と違ってて面白いなあ 新たな発見があるなあこの人。 そう思うと同時に
「ああ、聞いてよかった」
そう心から思った。
勝手に自分軸で
[興味があったら聞く 聞かれなかったら興味ない]
そう思って 悲しんだりもやもやしてた自分がちょっと恥ずかしい。
自分の考えや価値観の軸で相手を見たときに、 合わなくて苦しいなって時は、勇気を出して相手軸に触れるのも一つの手だ。
もしかしたら、意外で 考えてもみなかった答えが見えるかもしれないし、なによりも自分の心で考えて苦しむだけでは 本当の相手なんかわからないもの。
被害妄想が一番もったいない。
恋人や家族 友人と関わる中で なんだかもやもやすることがあると思う。
「私はこうなのに なんで?」
そう思った時は 自分の中でもやもやを膨らまして破裂寸前な状態まで耐えるんじゃなくて
「私はこう思うけど、あなたはどう?」
そう聞くことが 今見える景色を変えてくれるんじゃないかなと思う。