【受検数学の攻略】サイトの全体像

サイトの全体像、取り組む順序、取り組み方を紹介していきます。基本的に好きに取り組んでいただいて結構ですが、数学は、学ぶ順序や取り組み方を間違えてしまうと習得効率が非常に悪くなってしまいますので気を付けてください。

講座 1 :高校数学はじめの一歩(単元学習)

【目的】
学校の教科書の配列に準ずる形で、高校数学の知識を一通り身に着けようという趣旨の講座です。一通り身に付いたと感じたら、次のレベルの講座に進み、必要に応じてこの講座に戻るようにしてください。

【内容】
教科書レベルの数学用語・記号の定義、公式、定理の紹介が主な内容ですが、一部、教科書範囲外レベルの内容も扱います。逆に、教科書に載っていても入試問題を解くためには不要と判断した内容は省いています。レベル感としては、一般的な学校の定期テスト、参考書でいえばFocusGoldの☆1~3までの内容を想定しています。

講座 2 :基礎事項の徹底習得(テーマ別学習)

【目的】
入試問題は、単元ごとの知識を問われるような問題が出題されるわけではありません。たとえば、図形をテーマとした問題は、数学Ⅰ「図形と軽量」、数学A「図形の性質」、数学Ⅱ「図形と方程式」、数学C「ベクトル」「複素数平面」などの知識を絡めて出題されます。そこで、単元の垣根を超え、関連性の強いテーマごとに、基礎事項を整理していきます。

【内容】
ここでの「基礎事項」は、「教科書には掲載されていないけれども、入試問題を解くうえでは必須の知識(定理、公式、定石、解法テクニックなど)」も含めます。過去問演習など、本格的な入試問題演習に入る前に、必ず身に付けておきたい知識ばかりです。

講座 3 :有名問題とその数学的背景(知識量の向上)

【目的】
入試では、重要な数学的背景をテーマとした問題が出題されることがあります。たとえば、3次方程式の解の公式(カルダノの公式)をテーマとした問題など、数学的な背景知識を持っていれば有利となることがあります。また、有名問題などの数学の「知識」を増やすことを目的とした講座です。

【内容】
「知識」はどれだけ増やしても終わりはありません。入試問題を解くためには最低限必要であろう知識をまとめたので、入試本番までの残り時間、他の科目との兼ね合いを考え、知識を増やしていくようにしてください。

講座 4 :パターン外入試問題演習

【目的】
講座 3 まで取り組めば、入試本番を迎えても「6問中4,5問は、見たことある問題だぞ」といえる状態になるはずです。残りの「見たことない問題」とは、パターン外の問題です。見たことない問題に対する、初見の立ち回り方、頭の使い方を練習します。

【内容】
様々な大学の、パターン外(と私が判断した)問題を集めました。気が向いたときに取り組んでみてください。

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