6-第13回 現代の日本と世界(2)まとめ
1. 日本の自然災害
概念の説明と因果関係
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 火山 | 日本には111の活火山がある。火山灰、火砕流、溶岩流などが噴出する |
| 地震 | 日本列島付近には4つのプレートがあり、地震が発生する原因の一つとなる |
| 南海トラフ | 静岡県の沖から九州の沖にかけて、海底にあるくぼみで地震の震源地となることが多い |
| 液状化 | 地震によって地面が液体のようになる現象 |
| 津波 | 地震や火山噴火によって海底が上下動することで発生する巨大な波 |
| 土石流 | 大雨が降ると、山の土や石が水と混ざって流れる現象 |
| 植林 | 崩壊を防ぐため、ダムを建設したり、山で植樹を行ったりしてきた |
| 調整池 | 都市では地下に大きな池を作り、一時的に水をためる施設 |
| 日本海 | 雪害は東北地方の日本海側や北陸地方で発生することが多い |
| 太平洋 | 台風は太平洋で発生することが多い |
| やませ | 東北地方の太平洋側に吹く冷たい風 |
| 季節風 | 季節に応じて吹く風で、夏と冬の気温差をもたらす |
| ため池 | 干ばつに備えて、水を貯めるために作られた池 |
グラフ:日本の自然災害
火山:活火山、火山灰、火砕流、溶岩流
地震:プレート、南海トラフ
液状化:地面が液体のようになる
津波:地震や火山噴火によって発生する波
土石流:山の土や石が水と混ざって流れる
植林:崩壊を防ぐための植樹
調整池:一時的に水をためる施設
日本海:雪害が多い地域
太平洋:台風の発生地
やませ:東北地方の冷たい風
季節風:季節に応じて吹く風
ため池:干ばつに備える池
暗記カード
日本の自然災害
カード 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本には111の〇〇がある。 | 活火山 |
カード 2
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 火山の噴火によって発生する灰を〇〇という。 | 火山灰 |
カード 3
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 火山の噴火によって発生する溶岩が流れる現象を〇〇という。 | 溶岩流 |
カード 4
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本列島付近には〇〇つのプレートがあり、地震が発生する原因の一つである。 | 4 |
カード 5
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 静岡県の沖から九州の沖にかけてある海底のくぼみを〇〇という。 | 南海トラフ |
カード 6
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 地震によって地面が液体のようになる現象を〇〇という。 | 液状化 |
カード 7
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 地震や火山噴火によって発生する巨大な波を〇〇という。 | 津波 |
カード 8
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 大雨が降ると、山の土や石が水と混ざって流れる現象を〇〇という。 | 土石流 |
カード 9
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 崩壊を防ぐために山で行う活動を〇〇という。 | 植林 |
カード 10
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 都市では地下に大きな〇〇を作り、一時的に水をためる。 | 調整池 |
カード 11
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 雪害は〇〇地方の日本海側や北陸地方で発生することが多い。 | 東北 |
カード 12
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 台風は〇〇で発生することが多い。 | 太平洋 |
カード 13
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 東北地方の太平洋側に吹く冷たい風を〇〇という。 | やませ |
カード 14
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 季節に応じて吹く風を〇〇という。 | 季節風 |
カード 15
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 干ばつに備えて、水を貯めるために作られた池を〇〇という。 | ため池 |
2. 統計で見る日本のすがた
概念の説明と因果関係
日本の人口
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 人口 | 現在の日本の人口は約1億2千万人 |
| 出生率 | 1人の女性が生涯に生む子どもの数の平均。人口を維持するには2を少し超える数が必要 |
日本の産業
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 農業 | かつては米が主要な生産物だったが、現在は畜産が増えている |
| 水産業 | 遠洋漁業は1970年代に石油危機で大きく減少。沖合漁業やまいわしの不漁などで漁獲量も減少 |
| 林業 | 木材の自給率は2000年代に20%を切ったが、その後は回復傾向。2020年には約4割まで回復 |
| 工業 | 戦前は製糸業が中心だったが、現在は自動車や機械工業が中心。工業生産額の割合は、2019年のデータによると、機械が35%、食品が14%、化学が13%など |
産業やくらしを支える電力
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 火力発電 | 1980年代は石油を燃料とした火力発電が中心 |
| 原子力発電 | 原子力発電も増加したが、2011年の東日本大震災以降、減少 |
商業
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 大型スーパー | 大型スーパーマーケットは、郊外に大規模なショッピングセンターを併設することが多い |
| コンビニエンスストア | 便利さが特徴で、生活に欠かせない存在 |
| 通信販売 | インターネットを利用した通信販売は急速に売り上げが伸びている |
| 宅配便 | 通信販売の輸送便として重要 |
日本の財政
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 消費税 | 生活必需品にも課税されるが、収入の低い人の負担が大きい |
| 所得税 | 所得が多いほど税率が高くなる累進課税制度 |
| 法人税 | 企業の利益に課される税 |
歳入(収入)
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 国債残高 | 2021年度で約1000兆円。国民1人あたり約800万円 |
| 国債費 | 毎年20兆円以上の支払いが必要 |
| 社会保障費 | 高齢化により支出が多く、歳出の約3分の1以上を占めている |
| 防衛関係費 | 国を守るための費用 |
| 地方交付税交付金 | 財政状況の厳しい地方公共団体への支援 |
世界からみた日本
| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 国土面積 | 約38万平方キロメートルで、世界の国々の中では60番目の広さ |
| 排他的経済水域 | 日本は領土に加え、広大な排他的経済水域(約200カイリ)を持つ |
グラフ:統計で見る日本のすがた
日本の人口:1億2千万人
出生率:2を少し超える必要
農業:米から畜産へ
水産業:遠洋漁業の減少、沖合漁業
林業:木材自給率の回復(約4割)
工業:製糸業から自動車・機械へ。2019年の工業生産額の割合は機械35%、食品14%、化学13%
電力:石油火力→原子力→減少
商業:大型スーパー、コンビニ、通信販売、宅配便
財政:消費税、所得税、法人税
歳入:国債残高、毎年の国債費、社会保障費、防衛関係費、地方交付税交付金
国土面積:38万平方キロメートル
排他的経済水域:広大(約200カイリ)
暗記カード
日本の人口
カード 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 現在の日本の人口は約〇〇人である。 | 1億2千万人 |
カード 2
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 1人の女性が生涯に生む子どもの数の平均を〇〇という。 | 出生率 |
カード 3
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本の人口を維持するためには出生率が〇〇を少し超える必要がある。 | 2 |
日本の産業
カード 4
| 表 | 裏 |
|----|----|
| かつては米が主要な生産物だったが、現在は〇〇が増えている。 | 畜産 |
カード 5
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 遠洋漁業は1970年代に〇〇で大きく減少した。 | 石油危機 |
カード 6
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 水産業での主な漁法は〇〇である。 | 沖合漁業 |
カード 7
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 林業の木材自給率は2000年代に20%を切ったが、その後は回復し、2020年には約〇〇まで回復した。 | 4割 |
カード 8
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 戦前の日本の主要な工業は〇〇だったが、現在は自動車や機械工業が中心である。 | 製糸業 |
カード 9
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 2019年の工業生産額の割合で最も多いのは〇〇で、〇〇%である。 | 機械、35 |
カード 10
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 工業生産額の次に多いのは〇〇で、〇〇%である。 | 食品、14 |
カード 11
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 工業生産額で化学は〇〇%である。 | 13 |
産業やくらしを支える電力
カード 12
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 1980年代に主に使用されていた燃料は〇〇である。 | 石油 |
カード 13
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 2011年の東日本大震災以降、〇〇発電の割合が減少した。 | 原子力 |
商業
カード 14
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 大型スーパーマーケットは〇〇を併設することが多い。 | ショッピングセンター |
カード 15
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 生活に欠かせない存在となっている商業施設は〇〇である。 | コンビニエンスストア |
カード 16
| 表 | 裏 |
|----|----|
| インターネットを利用した〇〇販売が急速に売り上げを伸ばしている。 | 通信 |
カード 17
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 通信販売の増加に伴い、〇〇の利用が増加している。 | 宅配便 |
日本の財政
カード 18
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 生活必需品にも課税される税は〇〇である。 | 消費税 |
カード 19
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 所得が多いほど税率が高くなる制度を〇〇という。 | 累進課税 |
カード 20
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 企業の利益に課される税は〇〇である。 | 法人税 |
歳入(収入)
カード 21
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 2021年度の国債残高は約〇〇兆円である。 | 1000 |
カード 22
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 国債残高を国民1人あたりに換算すると約〇〇万円である。 | 800 |
カード 23
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 毎年の国債費は約〇〇兆円以上である。 | 20 |
カード 24
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 歳出の約3分の1以上を占める費用は〇〇である。 | 社会保障費 |
カード 25
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 国を守るための費用は〇〇関係費である。 | 防衛 |
カード 26
| 表 |歳入(収入)
カード 21
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 2021年度の国債残高は約〇〇兆円である。 | 1000 |
カード 22
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 国債残高を国民1人あたりに換算すると約〇〇万円である。 | 800 |
カード 23
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 毎年の国債費は約〇〇兆円以上である。 | 20 |
カード 24
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 歳出の約3分の1以上を占める費用は〇〇である。 | 社会保障費 |
カード 25
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 国を守るための費用は〇〇関係費である。 | 防衛 |
カード 26
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 財政状況の厳しい地方公共団体への支援は〇〇である。 | 地方交付税交付金 |
世界からみた日本
カード 27
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本の国土面積は約〇〇平方キロメートルである。 | 38万 |
カード 28
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本の国土面積は世界の国々の中で〇〇番目の広さである。 | 60 |
カード 29
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本は領土に加えて広大な〇〇を持つ。 | 排他的経済水域 |
カード 30
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本の排他的経済水域は約〇〇カイリである。 | 200 |
グラフ:統計で見る日本のすがた
日本の人口:1億2千万人
出生率:2を少し超える必要
農業:米から畜産へ
水産業:遠洋漁業の減少、沖合漁業
林業:木材自給率の回復(約4割)
工業:製糸業から自動車・機械へ。2019年の工業生産額の割合は機械35%、食品14%、化学13%
電力:石油火力→原子力→減少
商業:大型スーパー、コンビニ、通信販売、宅配便
財政:消費税、所得税、法人税
歳入:国債残高、毎年の国債費、社会保障費、防衛関係費、地方交付税交付金
国土面積:38万平方キロメートル
排他的経済水域:広大(約200カイリ)
この形式でまとめることで、重要な情報を整理しやすく、記憶しやすくなります。