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【voicy関連】神奈川女子御三家の違い

ときどき、所員の宮本さんがパーソナリティを務めるvoicy「ざわつく小学生ママ ラジオ」に出演させていただいております。所員の笠原です。

【voicy関連】というくくりで、ラジオでは伝えきれなかったこと、聞き取りにくいかな~という箇所とか、収録後に思いついたこと、おさらいなどなど、テーマと関連したりしなかったりする内容をつづっていきたいと思います。

今回のテーマは「神奈川女子御三家の違い」です。

中学受験において「神奈川女子御三家」といわれる、横浜共立学園、横浜雙葉、フェリス女学院の3校について校風の違いなどを語り合いました。

私の発言は、「横浜雙葉押し!」が全面に出すぎていて、宮本さんにカットされちゃいました。ごめんなさい。

で、ラジオで放送できなかった内容は、ここでも書けないのですが……。

そもそも横浜共立学園とフェリス女学院は取材申し込みのハードルが高く、情報がないので、横浜雙葉押しになってしまったという事情もあります。

で、「神奈川女子御三家の違い」というテーマから脱線しちゃうんですけど、私が何を言いたいかなというとですね、現場でのあれこれ裏話は保護者の方々の学校選びの指標とは関係ないかもしれなけれど、取材への対応って学校によってすごく違いがあって、それってまあ色々と思うところがあって、少しは学校選びの参考になるんじゃないかなと思ったりするんです。

私の場合は、いくつもの学校を生で見てきて、甥たちにはどんな学校がいいのか、真剣に悩み考えました。誰にとっても「良い学校」なんて、ないんですよね……。

パンフレットやホームページや記事などで紹介されている内容と、取材で目にする実態が異なっていることも目の当たりにして、「こういう職業でもしていなければ、後悔のない学校選びなんてできないよ!」って本当に思いました。(あと、生徒や保護者にはちゃんと接しているのに、私たち取材スタッフに対しては別人のように非常識な態度で接してくる学校とかね。子どもが毎日のように接する大人が、そういうのって…。)まあこの辺のお話はね、オフレコのリアルイベントのときにでも…。

で、えっと「横浜雙葉押し」の話にもどると、横浜雙葉はハードル高めお嬢様伝統校というイメージとはうらはらに、とても寛大です。取材を申し込むと、手厚く歓迎してくれます。(もちろん生徒の学校生活の妨げになるような取材や、個人情報が流出するような取材に対してはかなり厳格な態度ですよ)。

コロナ禍の中の情報発信もかなり工夫していて、個別学校説明会やホームページなどでの情報発信もかなり積極的にとりくんでいます。実はあの界隈で「オープンキャンパス」というのを初めて開催した中高一貫校でもあり、情報発信には積極的な学校です。

その背景には「横浜雙葉の教育方針を広く知ってほしい、理解してほしい、そのうえで、共感できる人にぜひ受験してほしい」という思いがあるからです。

入学前に行う保護者と受験生と先生の面接試験の目的も、学校の教育方針と家庭の教育方針に方向性の違いはないかを確認したり、学校と家庭で協力して子供を育てていこうという意識を高めるためだったりします。

それから、ぜひ自分の学校がやっている素晴らしい教育、素晴らしい生徒、素晴らしい先生の様子を見てくださいという自信の現れじゃなかいな~と思います。

取材に行くと、ありのままの生徒と先生の姿を目にします。横浜雙葉はすごく良い感じなんだ。愛を感じるんだ。生徒たちが無邪気で元気で。先生と仲良くて。

学校説明会などで学校が見せてくれるのは、ごく一部の優等生だったり、ごく一部の生徒を対象に実践している授業だったりしますが、取材では、そういうのじゃなくて、学校のリアルな日常を目撃します。

もちろん、取材を受けてくれない学校にはさまざまな事情があるでしょうし、考え方もさまざまだと思います。私の申し込み方が悪いのかもしれないし(笑)。だから情報を発信していない学校が悪い学校という意味では決してありません。

ただ、堂々と授業を見せてくれる学校、放課後の何気ないやり取りを見せてくれる学校、先生が自分の言葉でしっかりと教育方針を語れる学校は、いい学校だな、と感じることが多いという実感です。

女子御三家の違いに限らず、「大学合格実績」「偏差値」という数値とか「キリスト教学校」「女子校」という区分など、書かれている情報だけ見ていると、違いはあまり見えてこないかもしれません。

でも実際に足を運んでみると、違いを感じられると思いますよ。

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