“難関国立大突破”の思考力の作り方

皆さん、こんにちは!東大3年の“ねりす”です!

投稿の日が空いてしまってごめんなさい。


さて、前回は

難関国立大が何を求めているか

ついて解説していきました。詳しくは前回の記事を参照していただきたいのですが、端的に言えば、

思考力

をつけることが大事だということをお伝えしました。そして、今回お伝えするのは

思考力をつける具体的な手法

についてです!

ところで皆さんは次の文章を要約することができますか?

Parrots are surprisingly intelligent birds.Everyone knows that parrots can copy human speech, but this is instinctive behavior which does not show intelligence. Parrots , however, quickly learn various tricks, such as turning somersaults, which are not all instinctive. In addition, they are very sensitive to small changes in their surrounding and to subtle changes in human mood. There are many stories of parrots alerting their sleeping owners to a fire, or responding to fear or anger in the people around them. The parrots’s intelligence make it by far the best companion, among the birds, for human beings.

*parrot…オウム

まずこの文章を要約するにあたって、全ての文を正確に読めるということはもちろん大事なことではありすが、要約するにはもう一段階上の次元が求められています。それは

文章の強弱を把握すること

です。一見すると長文(国語も含む)は一文の寄せ集めのように見えますが、ここでは明らかに文章の強弱があります。つまり、

何が一番筆者が伝えたいのかを見抜く

ということが必要です。そしてその能力は科目の特異的な知識(英単語を2万語知っているなど)では通用せず

科目を貫く普遍的思考力

が問われています。ここでは筆者の一番伝えたい文章は第一文の“Parrots are surprisingly intelligent birds.”であり、以下の文章では全て、この一文を説明するための文が連なっています。ということが見抜くことができれば要約は

「オウムは驚くほど賢い鳥類だ。」

となるでしょう。

今回は単純な文章でしたが、このように英語の単語が分かったり、一文がしっかり読めるだけでは不十分でそれをさらに広げて思考を展開することが難関国立大では特に必要になってきます。

そして実は今回実演したような

要約

こそが自分の思考力を鍛えるのにとても有効なトレーニング方法なんです!

先ほどもお伝えしたように、要約にあたっては文章を一文一文しっかり読むという「木を見る」能力が問われる上に、「木を見た」上で、その文章の全体がどのような構造になっているかという「森を見る」能力も必要になるからです!


木も見て、森も見られる視野の広さ


を涵養することが難関国立大においてはどの科目であっても重要です。例えば前述の英語の他、日本史で

「明治維新以降の財政政策について300字で述べよ」

といった問題が出題されたとしたら、それも①全体の流れ(森)を抑えた上で、②ここの出来事(知識)を入れていくことが重要になるでしょう。

要約の重要性についてご理解いただけたでしょうか??


そして、次回は思考力を鍛えたいという皆さんにとって有益となるような提案をさせていただきたいと思います!

是非次回もご覧下さい!

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