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上位1%に成り上がる!高1・高2のための数学脳を作る魔法の書
はじめに
コンテンツの対象
このnoteは、高校偏差値45以上、進研模試で偏差値40~65, 河合模試で偏差値~60の高1、高2を主にターゲットにしています。「数学が苦手」「勉強してもなかなか成績が伸びない」「何から手をつけたらいいかわからない」——もしこれらのどれかに当てはまるなら、今すぐにでも読むべき内容です。
数学はセンスがないとできない? そんなことはありません。ただ、多くの人が数学の勉強法を間違えているだけです。その結果、「何時間勉強しても成績が上がらない」「公式を覚えてもすぐに忘れる」「問題集を解いても応用が効かない」といった状況に陥り、いつの間にか「自分は数学が苦手なんだ」と自己暗示をかけてしまうのです。
ですが、そんな状態のまま高3になってしまうとどうなるでしょう?
数学の偏差値が低いままだと、どれだけ他の科目ができても志望校に手が届かない。共通テストや二次試験の数学で失敗すれば、それまで積み上げてきた努力が水の泡になる。もし今、数学の成績に不安を感じているなら、それを放置するのはあまりにも危険です。
「数学は受験の鬼門」「数学さえできれば...」
こう思ったことはありませんか? もしそうなら、このnoteはあなたのためにあります。
コンテンツの内容について
例えば4月に購入していただいた場合、受験までまだ2~3年の時間があるかと思います。この時期は、ひたすら問題を解くだけではなく、数学の本質的な思考力——いわゆる「数学脳」を作ることが最優先です。
このnoteでは、具体的な参考書の選び方や過去問の開始時期よりも、その前に必要な「数学脳の土台作り」にフォーカスします。なぜなら、土台がしっかりしていないと、どれだけ問題を解いても表面的な理解しか得られず、いずれ必ず伸び悩むからです。
第1章では、数学脳をどのように作るのかについて、「抽象と具体」「習慣化」「メンタル」の3つの側面から掘り下げます。ここをしっかり押さえておくことで、数学の見え方が根本から変わり、問題の本質を直感的に理解できるようになります。
第2章では、数学脳の土台が整った後の具体的な学習プランを提案します。第1章で手に入れた数学脳という「ダイヤモンドの原石」を、どのようにして磨き、完璧に輝かせるのか。適切な練習方法を実践すれば、偏差値は加速度的に上昇していきます。
また、最後には貴重な青春時代を過ごしている皆さんへのメッセージを記しています。
僕が一番伝えたいのは、
「数学ごときに大切な青春の時間を奪われるな!」
ということ。
数学ができないことで、勉強時間がどんどん削られ、遊ぶ時間も、趣味の時間も、友達との時間も失われていく。そして、焦りやストレスが積み重なり、どんどん自信をなくしていく。
そんな状況、想像したくないですよね?
だけど、数学ができるようになれば、その不安やストレスから一気に解放されます。最小限の時間で最大限の成果を上げ、余裕をもって受験を迎えられるのです。
そのためにも、このnoteを読んで、今すぐ数学脳の土台を作りましょう。
著者自身の実績
大変申し遅れましたが、私は普段数学系の発信をしているしんいちと申します。細かい経歴などは下のnoteに書いているのですが、
端的に言えば、
中学時代は1年間不登校
偏差値50からスタートし、わずか1ヶ月で偏差値70超え
高校時代には進研模試で全国1位&偏差値85を達成
河合模試でも満点を獲得
こんな感じの中高生でした。
「数学が苦手」「自分には才能がない」
もしそう思っているなら、それは大きな間違いです。
なぜ私がここまで成績を伸ばせたのか?
その答えが、このnoteの第1章にすべて詰まっています。
もちろん、受験は競争なので、全員が偏差値70を取れるわけではありません。ですが、確実に言えるのは、このnoteを読む前のあなたと、読んだ後のあなたでは、数学への解像度がまったく違っているということ。
そして、
数学の解像度が上がれば、偏差値は勝手に上がる。
これは紛れもない事実です。
また、有料noteを購入してくれた方には、基本無制限でInstagramでのDM相談を受け付けています。数学の悩み、勉強法の不安、進路の相談——何でも構いません。
すでにたくさんの方から好評をいただいておりますので、ぜひご利用ください。
数学ができるかできないかで、あなたの未来が変わる。
このnoteが、その未来を掴むきっかけになれば幸いです。
第1章 土台づくりのために
なぜ土台づくりが大事なのか
皆さんは「クリッカーゲーム」というジャンルをご存知でしょうか?
クリックすることで資源を増やし、それを再投資することで加速度的に成長していくゲームです。この仕組みこそが、私たちが勉強や投資の世界で直面する「土台作りの重要性」を象徴しています。
たとえば、あなたが毎年100単位の農作物を収穫でき、それを1単位1ドルで販売できるとしましょう。ここで、あなたには2つの選択肢があります。
売上をそのまま貯金する。
売上の一部を畑の拡張に再投資する(1ドルで1単位畑を増やせるとする)。
単純なシミュレーションをしてみます。
Aさんは、1年目に100単位の収穫を得ましたが、それをそのまま貯蓄しました。結果として、5年後も年間100単位の収穫を維持しつつ、500ドルの貯金を得ました。
一方、Bさんは、1年目の売上の半分を畑に再投資し、残りを貯蓄しました。すると、5年後には年間500単位の収穫が可能になり、約500ドルの貯蓄を得ました。
この違いは明白です。Bさんは「投資」をすることで、同じ時間の中で成長スピードを加速させたのです。
では、これを数学の勉強に置き換えてみましょう。
Aさんは、とにかく演習問題を解き続け、1年後に偏差値が5上がりました。しかし、土台を作らなかったため、それ以上の成長は望みにくく、次の1年も偏差値を5伸ばすのが限界です。
対して、Bさんは土台作りと演習を並行して行いました。その結果、1年後の偏差値の伸びはAさんと同じ5ですが、違いはその後に現れます。土台がしっかりできたBさんは、次の1年で偏差値を10以上伸ばすことができるのです。
これは「複利の魔法」と同じ原理です。
数学において、農業の「畑」は「数学脳」に相当します。つまり、今しっかりと土台を築くことで、将来的な成長速度が飛躍的に向上するのです。
ここで重要なのは、「今、この瞬間に何をすべきか」です。
土台作りの方法を知らずに、闇雲に問題を解き続けていませんか?
もしあなたが「本気で数学を伸ばしたい」と考えているなら、今こそ土台作りを始めるタイミングです!
次の項目では、具体的にどのように数学脳を鍛え、土台を構築するのかを詳しく解説します。
これから紹介する内容には、今まで聞いたことのない単語や、思いもしなかった勉強法が出てくるかもしれません。しかし、恐れる必要はありません。すべての情報が、あなたの数学力を飛躍させるためのものです。
あなたが今、この土台作りを始めるかどうかで、1年後、2年後の結果は大きく変わります。
本当に数学で圧倒的な結果を出したいなら、今すぐ学び始めましょう!
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