Clubhouseで話題沸騰!2021年に急速拡大する音声広告市場とは
Clubhouseは広告を出さない?Spotifyとの最大の違い
音声広告という言葉をご存知でしょうか。令和3年、2021年初頭Clubhouseという音声SNSが注目を集めました。Clubehouseは音声に特化したソーシャルネットワーキングサービスで、完全招待制、アーカイブを残さない、完全非公開、リアルタイムであるといった特徴を持ち、その手軽さと新鮮さ、UIUXの素晴らしさから急速にユーザーを伸ばしました。なんとClubhouseは2020年のリリースからわずか1年足らずで世界でも類を見ない規模のユーザーを獲得し、今や時価総額は推定数千億円とも言われています。Clubhouseでは音声の質にこだわっており、Google出身者が経営・開発に携わっていることで、ベンチャーやスタートアップとしては非常に稀なクオリティのアプリケーションの完成度となっており、この点もユーザーを獲得する上で非常に強い特徴となっています。
Clubhouseは広告を出さない?投げ銭と広告収入の違い
一方でClubhouseではマネタイズの仕組みは1年ほど経過してもありませんでした。現在では投げ銭の機能を導入し始めており、徐々に売り上げを上げていると思われますが、当初から一貫して広告を出さないという戦略を取っており、創業者も広告は今後も出さないことを明言しています。これは当初のFacebookも同様で広告を出さないことでユーザビリティを損なわなず、ユーザー層を広げることに繋がっています。
Clubhouseの取るべき戦略とは
とはいえ広告を出さない場合はマネタイズする仕組みが限られています。投げ銭はいわゆる課金のことですので、全てのユーザーが利用するわけではありません。基本無料というのはSNSでは一般的であり、マッチングアプリを除いて通常利用するのに有料とするサービスはあまりユーザーが広がりませんし、伸びることもありません。今後、Clubhouseがユーザー数をどのように広げるかは注目です。
SpotifyやRadikoを中心として拡大する音声広告市場
SpotifyやRadikoでは逆に広告を出すことで無料ユーザーが拡大してもきちんと売り上げを上げることができます。このことで有料ユーザーが増えなくとも基本売り上げは成り立ちますし、サービスのクオリティも担保することができます。また音声広告市場は2025年には約500億円規模にもなると言われており、音声広告は相当メリットのある広告ですから、今後も音声広告を出したい企業は拡大すると考えられます。
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