ワーキングマザーの味方、保育園でも

運良く、通勤途中にある保育園に入ることができた。上の子二人はその年の最後の1枠に入れた。

ママ友の中には、第二子が、第一子と同じ保育園に入れなかったため、毎朝夕、ジジババの応援を頼んで送り迎えしていた人がいた!

同じ保育園でも2人、3人となれば忙しいのに、違う保育園とは!!!

ウチは3人とも同じ保育園だったため、運動会や遠足は同じ日だし、先生との面談も同じ日にしてもらえた。

保育園のクラスにはそれぞれ2人の担任がいて、連携もしっかりしているので、どちらかが休んでも問題なかった。大抵はベテランの先生と若手の先生のペアで、若手の先生も熱心で優秀な先生ばかりだった。

(この時の経験から、小学校も1学級の人数を減らすという方向ではなく、複担任制にすれば良いのにと、思う)

話を保育園に戻して、ウチは、夫が送り迎えを担当する日も4割くらいあった。保母さんたち(今は保育士さんというのですね。当時その園には男性保育士さんはいませんでした)は、夫のことを「いいお父さんねー」と誉めそやすのだった。
しばらくする内に、保育士さんにも無意識にジェンダーフィルターがしっかりかかっていることがわかった。

登園時の荷物に不備があった場合、私には「気をつけてくださいね!」みたいな言葉が発せられるのに、パパには優しめの言葉になるのだ。

当時、私も夫も隔週土曜出勤だった。このため、土曜日は大抵どちらかが休みで、保育園を休んでいたのだが、たまに休日出勤などで保育園で預かってほしい日があった。
私が保育士さんに、◯日の土曜日登園させてほしいというと、「休めないんですか?」とまずは聞かれる。しかし、夫から言うと、何も言われない。
このことに気づいて、なるべく夫から言ってもらうことにした。

働くママを応援するという意識のある保育士さんでも、社会的無意識の網からは逃れられないのだなぁと感じた。

そんなこともあったが、総じて保育園には感謝しか無い。12年間通った保育園では、素敵な先生方に支えられて、子どもたちがすくすくと育ち、心からありがたく思っています。

いいなと思ったら応援しよう!