お酒の飲めないダンナを持つと

お酒が飲めるかどうかは遺伝が大きい。
私は酒好きの父と、普段は飲まないけど飲めなくはない母との間に生まれたので、飲める。
夫の母は、飲まないけど飲めるのではないかと思われる。しかし夫の父は全くの下戸だった。酒粕をちょっと舐めただけで、お酒をたくさん飲んでいる人よりも赤い顔をしていたというのだから。
それで夫は飲めない体質だった。
乾杯のビールを数口お付き合いで飲むのが限界。
だから職場の飲み会でも、自分はアルコールを飲まずに、一次会が終わったらさっさと車で帰ってくるという感じだった。

それで、私が職場の飲み合いの時、「何時に帰ってくる?」としつこく聞かれるのが苦痛だった。
一次会で帰って来れば◯時だけど、その場の盛り上がり次第で二次会に行ったら終電ごろだし、場合によっては、終電後かもしれない。
二次会に行くか行かないか初めから決めておけば良いじゃ無いかとか、帰る時間を決めて行動すれば、という意見もあると思う。
それはそれで尤もなのだけど、その場の雰囲気とかあるじゃない。雰囲気を壊したくないんだよね。自分が二次会行ってもいいなと思っていても、なんとなく行くノリじゃない時もあるし。

煮え切らない私を理解できないでいる夫を感じる。何でわかんないのかなー。
独身時代は、ちょっと飲みに行こうか、というのもあったけど、結婚してからは公式の歓送迎会くらいしか声もかからないし、それも全出席ではない。自由にさせてくれないかなーと思っていた。

自分はお酒が飲めなくても飲み会に理解のある人もいるだろうし、自分は好きに飲み歩いても奥さんには厳しい人もいると聞く。
飲める飲めないの話ではなく、価値観の問題なんだろうね。

そう言ってしまっては身も蓋も無いか。

夫の血を継いで子どもたちもアルコールは得意で無いらしい。家族と仲良くお酒を飲む話を聞くと羨ましく感じます。

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