リモートオフィスでの快適なビデオ通話のために
COVID-19感染防止の影響で、リモートワークを推奨する企業が増えてきました。
うちの会社は、以前から一定の条件でリモートワークが許可されていましたが、今回の事態を受けてリモートワークが「推奨」になり、ますます自宅作業が増えることになりそうです。
オンラインMTGは実際に行ってみるとやりづらくて細かなニュアンスが伝わらないことがあります。
なるべくコミュニケーションロスを生まないためのビデオ通話のコツを書いてみます。
🙆♀️音声をなるべく鮮明に
音声が聞こえづらいことが一番のストレス。
聞き取れなかった発言を聞き返すだけで時間もロスするし、会話のテンポがさがる。ちょっとしたジョークもすべってしまい、よくわからない作り笑顔の時間が生まれてしまいます。
クリアに音声を届けるために以下が鉄則になります。
・マイクは音源から近く
・スピーカーとマイクを離す
・スピーカーは耳に近く
・マイクは音源から近く
人がしゃべった声をマイクが拾う音は「口から直接届く音」と「反射して届く音」があります。
反射音っていわゆるエコーのようなものですね。
お風呂だったりトンネルで歌をうたった時に心地よいアレです。
歌の場合は心地よかったり下手さがごまかせて嬉しいことも多いのですが、言葉を聞き取るにはちょいと厄介です。
また、PCやスマホなどでノイズフィルター処理をする際に邪魔邪魔になります。
※弊社のMTGルームはガラス張りでクッションフロアだからめちゃくち響く。
直接の音声が相対的に大きくなるようにマイクに近づくだけで、聞き手はしゃべっている内容を聞き取りやすくなります。
どうしてもマイクを用意できない場合は、カーテンを閉めたりするなどして反響音をおさえなるべくデッドな空間にするだけでも効果あるかと良いと思います。
・スピーカーとマイクを離す
スピーカーから出力される音声をマイクが拾い、それが増幅されてまたスピーカーから出力されることでハウリングを起こします。
キーンとかファンファンファンファンファンみたいな不快なアレです。
多人数でMTGするときは外部マイクを接続するなどしてスピーカーとマイクの距離を保つとハウリングを起こしづらいです。
また、複数人で集まってビデオチャットをする必要がある場合は、1人だけスピーカー・マイクをONにして他の方はOFFにしちゃいましょう。
ハウリングも防止できるし、遅延も気にならなくなると思います。
・スピーカーは耳に近く
マイクと同様の原理なのですが、スピーカーから耳が遠いと反射音や周囲の騒音も耳に入り相対的に音声の音が小さくなってしまいます。
なるべくイヤホンのようなものを利用しましょう。
要するにヘッドセット最強
なので、結局のところこれらを満たすにはヘッドセットのようなものがあるのが理想だと思います。
っていうかスマホについてくるようなマイク付きイヤホンでもよいよいよい。
🐷オンラインMTGでの気遣い
「会社で多人数」と「リモートで1人」が会議をするとどうしても「リモートで1人」側が孤立してしまうことが多いです。
これは時折音声が途切れてしまったり、マイクから遠い位置の方の発言が聞こえづらいと気持ちの距離が生まれてその会議が他人事になってしまいます。
「会社で多人数」側の方は、ビデオチャットの担当をつけて以下のような点について注意すると良さそうですね。
・発言者はマイクを利用してしっかり伝える
・聞こえづらそうな質問は、マイクから近い人が復唱してあげる
・たまにビデオ通話の向こうのメンバーをのぞいて声をかけてあげる
・しっかり聞こえているか、Slackなどで確認する
📷カメラの位置
顔を写すの、恥ずかしいですよね。
みんながみんな、自分の見た目に自身があるわけではありません。
でもビデオチャットで表情を伝えるのはとても大切だからしっかり顔出ししていきたい。
恥ずかしさを軽減させるためにはカメラの位置を変えるだけでおっけー!
・遠め
・上から
顔が近いと威圧感あるし恥ずかしいよね。
シミもたくさん。
だから高めの位置から自分を撮り下ろしちゃいましょう!
僕は以下の位置にプライベートのMacを設置して撮っています。
パソコンを複数台もっていない場合はスマホでもいいし、安めのカメラを買ってもいいかもしれません。
安いね!これでもmacのカメラと解像度同じなんじゃないかな?
(自信ない)
⚡️つなぎっぱなし
自意識過剰な私はビデオチャットをつなぎっぱなしにしています。
適度な緊張感と、気軽に話せる距離感がなかなか良いです。
ただ、ずっとヘッドセットをしてるのは辛いので、基本的にはスピーカーから流しています。
MTGの時や話し込む必要があるときに、ヘッドセットを装着する感じです。
🍺試す
リモートが浸透してきたので「オンライン飲み会」を行ってみました。
気軽に参加でき、マイクやイヤホンや動画の写り方をゆっくり工夫することができるのでオススメです。
しばらくリモートが多くなったら定期的に社内オンライン飲み会は増えそう!
まとめ
リモートワークでのコミュニケーションはちょっとした工夫で格段に良くなります。
そんなにコストはかからないので、色々試して快適なリモートワークを実践しましょ!