器用貧乏をかっこよく言うとマルチポテンシャライト
なんでもやってみたい病
自分はいわゆる「器用貧乏」です。
とにかくなんでも自分でやってみたい。
楽器はギターだけじゃなくてベースもドラムもピアノもやりたい。
web開発もフロントもサーバーサイドもデザインもやりたい。
内装やってたからクロス貼れるし、バイク便やってたから都内の道は詳しい。
日曜大工もしたいし器械体操もしたいしイラストも書きたい。
ギターも作りたいしレコーディングエンジニアもしたい。
子供とYoutubeやりたいし愛妻家協会で妻に愛を叫びたい。
でもわかってるんです。なんでもやっちゃう器用貧乏のよくないところ。
・共同作業が苦手
1人でなんでもやりたいから、他人に依頼するのが苦手。
みんなで共同作業した方が良いものが早くできるのはわかっているんだけど、それが上手にできないし、頼みたくないと思っている自分がいる。
最終的に、チームで何かを成し遂げることが苦手。
・突き抜けたスキルを会得しづらい
とにかく「とりあえずやってみたい」だけで積み上げてきたから、1つ1つをちゃんと追求していない。
結果、一流と胸を張って言えることが何もない。
ちゃんとできることが何1つない。
どうにかしたい「器用貧乏」
それはマルチポテンシャライト
そんなことを職場でぼやいていたら、新卒の女子に「マルチポテンシャライト」という本を紹介してもらいました。
1つのことを追求せずにやりたいこと全てに手を出す人の事を「マルチポテンシャライト」と呼ぶそうです。
・あなたはマルチポテンシャライト!
・マルチポテンシャライトの魅力
・どんな組織が適しているのか
・働き方のアプローチ
・不安を抱くな自信持て
こんな内容が書いてあり、とても勇気付けられ、参考になりました。
また、以下の記事でもマルチポテンシャライトを読まれて気づいたことについて共有されいています。
いわゆるゼネラリストであったり、器用貧乏なタイプですね。
実際、マルチ・ポテンシャライトであることは、複業にも活きていると感じています。
なるほど、副業・複業にも活きるんですね!!!
ここを伸ばそうマルチポテンシャライト
自身をマルチポテンシャライトと認識した上で、以下の部分を意識すると「器用貧乏」と言われずに自分らしい価値を生み出せそうな気がしました。
・共同作業がしやすくなる
これは器用貧乏のデメリットと相反することなんだけど、マルチポテンシャライトは多くのことに理解が(浅くでも)あるので、共同作業の全体を理解しやすい。
確かに、仕事でもデザインとか開発などのフローなんかは理解してるので、計画を立てたりレビューをしたりすることはできる。
「自分がやらない」ことが決まっていると、自分の役割をこなしつつも全体が俯瞰してみることができてるかも。
・掛け合わせで生まれる新しい何か
自分ができることは、それぞれを掛け合わせると価値が出るそうな。
「そこそこ」の個性が組み合わさると「逸材」に化ける
100人に1人の要素が3重なると100万人に1人の逸材になれると言うこと。なるほど。(実際は10人に1人でもなかなか大変そうだけど)
そういえば、そんな不安を払拭すべくマルチな職種やそれを習得するための学習について話してみたことがあった。
職種を超えたスキル育成でキャリアをつくる
きっと自分を肯定するのに必死だったんだと思うが、まさにマルチポテンシャライトで言ってることを大雑把に感覚で伝えた。(忘れてた)
まとめ:器用貧乏の生き方(模索中)
全員が「100万人に1人」の価値を育て上げて偉業を成し遂げたいと思っているわけじゃないと思うんです。
夢を追いたい人もいれば、日々の暮らしに小さな幸せを見出して暮らしていたい人もいる。
適度に楽しく、頑張りすぎずに、たまには褒められて生きていたい。
でも、自分の価値の高め方を考えていかないと、先行き不透明ないわゆるVUCA時代、自分ができる仕事がいつなくなってしまうかわからない。
掛け合わせで作れる自分の価値と、様々な立場からの視点を持てる自分の強みを活かしつつ、自分が本当に一流になりたいことを見極めて、それを高めることができるよう自分のスキルセットや活動のシナジーを設計していくことを意識*しよう。
(*行動目標には落とさない笑)
結局のところ今まで通り、楽しくいろんなことをやっていこうと思う(笑)