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もうすぐ七夕

もうすぐ七夕だ。ついつい忘れそうになるイベントだが、FGOで七夕関係のイベントをやっていたので今年は覚えていそうな予感がする。
あと、七夕賞が今年は7月7日の七夕の日に行われるから、きっと日曜には思い出せるだろう。

毎年ついつい忘れてしまうのは、地元の大きな七夕まつりが旧暦の8月に行われるのもあるかもしれない。
前夜祭の花火大会の人出がすごくて、ホテル勤務時代にとても忙しかったことから、嫌なイベントという記憶が強いのが悲しい。

今はさすがにやらないけれど、小さい頃は短冊に願いを書いてベランダにつるしたものだ。
笹なんて手に入らなかったから、短冊を飾るだけという、なんかてるてる坊主に近いような感じだったけど。

その頃は願いごともいっぱいあったから、毎年どれをチョイスするかで悩んでいた。
当時母に、お母さんの願いごとはなに?と聞いたことがある。
特にないと答えていたと思うが、当時の私にとってそれはひどくつまらないものに思えた。
だけど、今ならちょっと分かるような気がするのだ。
だって、今の私が同じような質問をされたら、やっぱり特にないと答えると思うから。
大人になると、頭の中に願いごとは浮かぶのだけれど、叶ったことでのマイナスや、こんなこと思うだけ無駄だろうとか現実的な思考が先行してしまう。
無意識に夢とか願いごとにセーブをかけているのだと思う。
叶わなかったことも経験しているし、叶ったとしてもあまり幸せになれなかったことも経験している。

やりたことはいっぱいあるけど、なんかそれも願いごととは違う気がする。
自分の力で手にするものは、やはり願いごととは言えない。
そうなってくると、もう月並みなあのフレーズしか浮かばなくなる。
『無病息災』
大人になって、こういう時にこれを願うのは分かるようになった。
何をするにも健康じゃなければ楽しめないし、健康になるために努力はできるけど、最後は運だと思うから。どんなに健康的な生活を送っていても病気になる時はなる。
そういう面では神様に願うとしたら、やっぱりこのフレーズがピッタリなのではなかろうか。

これだけだと少し面白みに欠けるので、願いごとをもうひとつ。
『七夕ゼリー食べたい』
学校の給食で出てくる七夕ゼリー、すごく美味しいし可愛いのだけれど、あれってどこで買えるの?
無病息災と七夕ゼリーの行方を神様にお願いしながら、今年の七夕の日を過ごそうと思っている。

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