人生は「有り難う」の連続で構成される

noteを始めた理由は、人生死ぬ時に、楽しかったと思って死にたいと思ったから。

でも、この数週間、本当に何がしたいのかを考えていたら、そんなことってあるのか疑問に思えてきた。
この前、聞いた話が印象的だった。

人生は有り難うの連続

「ありがとう」という言葉
今はみんなひらがなで「ありがとう」と記すのが一般的だが、少し前までは「有り難う」と漢字で記していた。

少し前とは?
それは戦前の話らしい。
日本語とは本当に奥が深く、日本人の文化はすべての物事に関連している感じさせる内容だった。

日本語の「ありがとう」
日本人は「有り難う」と言ったり、書いたりすることでこの意味を無意識のうちに考え、心に、DNAに刻み継承し続けていたようだ。

漢字で書くと「有り難う。」
つまり、
「困難が有る」ということに感謝の気持ちを述べる
という文化である。

人生は困難の連続で、それを乗り越えて成長していく。
などの言葉はよく聞くけど、それがそもそも「ありがとう」の言葉と表裏一体、陰陽和合の関係になっているなんて、ひらがなで書いたら誰もわからない。
これはわからないように漢字からひらがなへと意図的に変化した、させられていると言っても過言ではなさそうだ。

変化があったの戦後であることから、
「困難が有る」ということに感謝の気持ちを述べる
というすごい思想の民族である日本人を恐れた人たちによると聞いた。

歴史的背景や、それらの陰謀論には加担したくないのでそれを肯定も否定もしないが
この
「困難が有る」ということに感謝の気持ちを述べる
という考えは、とても大切なことであると話を聞いて思った。
だから私は自分の人生の中にこの言葉を取り入れようと思う。

何がしたいという主体的な考えだけでなく、自分1人では世界は変わらず、動かせない。もっと大きな自然の力や、それ以外にも目に見えない何かの力があるかもしれない。
その中で生きているのだから、
「私はこうなりたい!!こうして自分が満足して悔いなく人生を終えるんだ!」
という考えだけではきっとその力に押しつぶされ、迷子になり、今のように自分がわからないまま彷徨って終わってしまうのだと思う。

人生を満足に生き抜くという自分の主観だけで生きても意味がない。
生かされているこの世界や、環境、時代。
共に同じ時間を生きる家族、友人、それが以外のたくさんの生命。

私という小さな存在がこの与えられた状況の中で、一体どんなことで次の世代に繋がる布石になれるのか。
その未来のために、今この一瞬を精一杯どのように全力で生きるのか。

それがすごく当たり前で大切なことだと気がついた。
主観も大切。心だから。
でも、その心を自分の判断材料にしてはいけない。
なぜなら、人は悲しみに暮れている時、怒りに震える時、正しい判断ができないのと同じ。

人生をどうしようか?と考えて行動する時、
自分の主観でこうしたい!!!
だけで決めることはこれと同じことをしているのではないか?

もしこの仮説が正しいのであれば、人生を豊かに最高のものにしたいと思う時こそ
自分の主観(心)に人生のハンドルを握らせるのを一旦やめよう。

そうではなく、世界、環境、時代、そして、家族、友人、同じ時を生きる生命を考えた時、「あなた」という1人の人間は一体何ができるのか。そして、何を行うことで「あなた」は嬉しいと感じるのか。
そうした俯瞰の視点で考えてみよう。

なぜなら、主観にとらわれて「私は幸せになりたい!そのために毎日美味しいレストランで高級ワイン飲んで、友達と遊んで、買い物して、旅行して、好きな時間に好きなことをしたい!」だから「そのためにお金が必要よ!!」なんて思ったら、「お金を稼ぐこと」=「贅沢すること」
だけになって、そのために得るお金の稼ぎ方にはこだわりも存在しない。
なんなら「お金くださいー!」って恵んでもらう方が幸せってことになる。

それが自分の幸せかというと全然そんなことはない。
周りをみようと少しでも意識があるという自分は、それでは幸せどころか不幸になるかもしれない。きっといつか罪悪感だったり、成功の実感がなくて自己嫌悪になったりする。
※もちろんお金を無条件であげたくなるくらい素敵な人になったならそれはそれで素晴らしいことだし、それが理由なら喜んで頂き使わさせて頂くけども。

与えられた状況の中で、良い影響を周りに提供するために最大のパフォーマンスをし続けること。
継続はものすごく体力も、精神力も必要。すごい試練だと思う。
でもこの困難をそもそも有り難うというんだと思う。

継続すること=有り難う
なのかもしれない。
「有り難う」の連続=人生
継続することから逃げるという事は、自分の人生から目を背けている証拠。
人は逃げてきた今までの過去は、変えれない。
でも今から継続し続けることで、未来の結果は確実に変えることができる。

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