判断を鈍らせた実弟の存在

ちょっと人よりも元気だなー！
枠にハマらないなー！
怒りっぽいなー！
…と自分の息子に対して少し思っていた私。

でもそれが特性が強く出てて、発達障害かも？なんて
考えもしなかったです。

いつも考えたのは
実弟よりかは破天荒じゃないしな…
実弟よりものは壊してないな…
実弟よりは聞き分けいいしな…

いつも実弟の子供時代を思い出し
天秤にかけていました。

私はズレた標準男の子イメージを持っていたから
気づかなかったのです！！

私の実の弟がなかなか激しめの男の子でした。
・幼稚園からの逃亡
（呼び出されて母一緒に探してました）
・気に入らないと噛む、叩く
（トラブルは多かった…）
・イタズラもすごかった…破壊、再起不能などなど
・私のリカちゃんボールペンで真っ黒に
大切にしていた私の相棒のあかねちゃんを首もいで破壊
（コレ私の一番覚えてる弟への恨み）
・ちょっと目を離すと行方知れず…

母は私のお腹のなかの子が男の子ってわかった時

毎日生きた心地がしなかった〜
のぞみも覚悟しなさい！

…とのお言葉。何回頭下げにいったり、
一緒に謝りにいったりしてたかなー？…という。

そして私の中で一番インパクトがある
プリン事件！！

当時私は2年生、弟は年長

田舎の小学校だから毎日片道3k歩いて登下校してました。
掃除の時間、
少年野球一緒にやってる他のクラスの
男の子に声かけられました。

お前の弟校門のとこに来てるぞ！
俺のねーちゃん、⚪︎⚪︎のぞみ（フルネーム）っていうんだけど
ここに呼んできて！って言ってる〜

顔面蒼白…
私は恥ずかしさでいっぱいになりながら
校門に向かいました。
ツッコミどころありすぎていろいろ聞きたいけど

なに？なんでいるの？早くかえりなよ〜！
というと一言

ねーちゃん、冷蔵庫のプリンたべていい？

プ、プ、プリン！？と思いながら
いいよ〜勝手に食べなよ！
早く帰って！と追い払いました。
私は恥ずかしくてたまらなかった…

弟はおやつをすぐ食べちゃうタイプ
私は半分残してとっておくタイプ

残しておいたもの弟が食べて
数日前ケンカになってたんですよね
ちゃんと許可をとれ！！！と怒った記憶。

プリンの許可取りに往復6kの道のりを
乗れるようになったばっかりの自転車にのって
校門で知らない人に声かけて
私を呼び出すという…
なんと恐ろしい子。笑

もちろん母はこの経緯全く知らないので
家帰ったあと話したらかなり驚いてました。

今では笑い話…

父も母もしつけって面では
結構厳しかったし
私も弟も同じように育てられたケド
全く性格違うし、考え方も違う。

前回癇癪は親のせいって言われた記事かいたけど
https://note.com/juicy_pansy3304/n/ncbb581dc28e9

親がコントロールできるとこと
できないとこはある。

私はおとなしい優等生タイプ、弟は超問題児でした。
本当正反対！
勉強も私はできた方だけど、弟は全く…

大人から見た世界では乱暴な子だったかもしれないけど
当時の私目線で子供の世界からみてると
弟は愛され力みたいなものを持っていて
上級生からもすごーくかわいがられてた！
私にはなかったからうらやましかったかな。

そんな破天荒弟も
中学の時に出会った恩師の言葉で
自分のこと見直して
今は普通に企業に勤めてます。

得意不得意はそれぞれきっとあるし、
親の力、努力だけではどうにもできないこともある。

冷たいことを言い放ってくる大人の人もいるけど
枠からはみ出しぎみの太郎を
面白い子！と言って一緒に楽しんでくれる大人もいる。

対太郎で私一人だと苦しいことも
陽気な夫と陽気な二郎と。
そして私の父も母もすごく愛に溢れる人！
家族に助けられてる。
そして多角的な見方ができる、
おもしろい私の友人たち！

私は私の人生を楽しくしたいし
自分で決めていくことが一番
人生を豊かにする方法だって知ってる。

今ははみ出してる太郎も
面白い！って言ってくれる大人の力も借りながら
自分のスキを突き詰めて
自分で決断して
どんどん人生を豊かにしていけたらなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます♡