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発光ダイオード。私のファミコン史①

我が家にファミコンが来たのは平均より遅かったと思います。私が10歳、1985年の冬、父の職場のアルバイト学生さんが5人ほど家にやってきて、忘年会になりました。話も弾み、学生さんたちがファミコンの話をし出した時、兄は私を「言え」とつつき、父に「ファミコン欲しい」と言いました。実は私はレゴに夢中でそれほど欲しいとは思っていなかったのですが...。策士だった兄。父はお酒が入って上機嫌で「いいぞぉ」と。数日後、クリスマスに、家族でおもちゃ屋さんに行き、ファミコンとソフト2本を買いました。実は家にファミコンが来るまで、ファミコンを触ったことがありませんでした。私が遊びに行った友人宅はMSXやセガばかり。それは1983-84年ですが、まだファミコンの独占状態ではなかったのかもしれません。話は戻り、ソフト2本は兄が全て決めました。
エグゼドエグゼス
10ヤードファイト

エグゼドエグゼス

縦スクロールのシューティングゲームです。ゼビウスは私も耳にしたことがあったのですが、エグゼドエグゼスは知らなかったです。何故、このチョイスか。今、推察するに、①エグゼドエグゼスの発売日が1985年12月21日だったので、新発売コーナーにあった。②エグゼドエグゼスの発売元が徳間書店。ファミリーコンピューターmagazine(ファミマガ)の出版社です。ファミマガが猛プッシュしたかもしれませんし、確か、100あるいは1000万点取ると、懸賞があったはずです。兄は嬉々として、遊んでいましたが、私は下手くそで即死。結局、兄のプレイを後ろから見る専になってしまったのです。当時はやむなしですが、単調なゲームプレイ、音楽に眠気を及ぼしました。そしてこれを発売した徳間書店、ファミマガに不信感を持ち(多分それはないと思いますが)、ファミコン通信に購読移籍しました。

このゲームでPowといのが出てくるのですが、「ソンソン」というカプコンのゲームにも出現しました。そうです。エグゼドエグゼスもカプコン制作です。今や偉大なゲームメーカーですね。

10ヤードファイト

これはアメフト好きな父の意向だったのでしょうか?アメフトのゲームです。10歳の私には訳が分からず、兄に一度も勝ったことはありませんでした。辛うじて4回で10ヤード進めばいいことだけはわかりました。COM戦に没頭する兄の後ろから、なんでソフトの上部が赤く光るんだろう。そして発光ダイオードに何の意味があるんだろうと私は思ったのです。アイレムのファミコンソフト上部には発光ダイオードがあり、カセットが稼働していると光りました。スペランカーもだったかなぁ。

メルカリより引用しました。

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