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【AppSheet】顧客の生年月日から今日時点の年齢を計算するための設定方法


前回行ったこと

前回は顧客情報を活かして地図に表示する方法をご説明いたしました。

今回は数式を使って年齢を算出します

今回は顧客の生年月日から今日時点の誕生日を算出して表示させます。AppSheetの”数式”を利用しますが難しいことはなくエクセルやスプレッドの数式と同じと考えていただければ大丈夫です。

年齢を計算するには・・・

年齢を計算するにはAppSheetのテーブルの項目に数式を設定してあげるだけでOKです。では数式を設定する手順をご紹介します。

数式を設定する


STEP1:数式を設定したい列を選択

STEP2:Auto Compute → App formnura のフラスコマークをクリック

STEP3:オレンジの枠のところに数式を入れます。(年齢の計算は少し複雑な式でした💦)今回は数式自体の理解は置いておき数式を設定する方法を覚えていただきたいので数式はコピペして貼り付けてください。

FLOOR(HOUR(TODAY()-[生年月日])/365/24)

数式の結果を反映させる

これで数式は設定されました。
ただ、例えば👇の方本当は24歳のはずなのに23歳と表示されています。これは数式を設定される前にスプレッドに直書きされていた年齢なのです。
数式の結果(今回で言うと24)をAppSheetに反映させるには一度編集モードで開いて保存する必要があります。
(※少し不便と思われた方もいらっしゃると思いますが、簡単に回避する方法もありますので何かのタイミングでご説明します。バーチャルカラムを利用する方法とアクションを使う方法がありますので早く知りたい方はネットで検索すれば出てくると思います。)

テーブルの項目のTypeの設定

一箇所だけ設定が必要になりますので見ていきましょう。

開発エディタでData→顧客名簿を選択すると、住所という項目があり、どちらともTypeがTEXTになっています。これを"Address"に変更してSaveを押します。

STEP1:顧客一覧上でどれでもいいのでクリックします。

STEP2:右下のEditボタンをクリック

そうすると年齢のところが24と表示されていることがわかります。

STEP4:SAVE を押すと数式で計算された値にて更新されて24と表示されます。

以上で年齢を計算する数式の設定は完了です。

今回はあくまでも数式を設定する方法のご紹介でしたので数式自体には深入りしませんでしたが、さらに知りたい方はAppSheetのヘルプページに詳しく説明がありますのでご覧いただければと思います。


次回は・・・バーチャルカラム

次回は実は今日のところとも少し絡むのですがバーチャルカラムのご紹介をいたします。今日の中で多分面倒だな、不便だなと思われた点の解消につながりますし、AppSheetでアプリを作る際には必ず利用しますので次回も是非ご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもこの記事が役に立ったと思われた方は、好きを押していただけると今後の励みにもなります。よろしくお願いいたします。

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