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スチレンボードで立方体を作ろう!
素材・造形の授業の二週目にあたり今回はスチレンボードを使って立方体を作成してみました。
その過程と反省点を記録していきます。
今回は一辺が100mmの立方体という条件だったため、側面と上面、下面をそれぞれ作成し、スチロールボンドで貼り付けました。
側面は縦400mm(100mm×4)、横100mmの長方形を描き端から5mmのところに印をつけ直線を引きます。
側面の展開図は写真のようになりました。
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スチレンボードの切り方
直線が引けたら今度は切り取っていきますが、ここでパーツを組み合わせた際に綺麗な立方体になるように切り取り方の技法を紹介します。
(1)一枚残し
こちらは上紙、スポンジ、下紙の三層の構造になっているスチレンボードを、下紙だけ残して切りとる方法です。
まず、定規をあてて上紙、スポンジを軽い力で切っていきます。
⚠️この時下紙が切れないように注意が必要です。
慎重に何回かカッターをすべらせてもOKです。
こうすることで上紙のみを綺麗に剥がすことが出来ます。
スポンジと下紙だけになったスチレンボードを、カッターを斜めにして机の側面に持ち手の残りの指をあてながら手前にスライドさせていきます。
スポンジが残ってしまった部分はヤスリで下紙のみが残るように均一に削ります。
(2)45度
まずは一枚残しと同じように上紙を切り取って剥がします。
そうしたらカッターを斜めに持ち、45度よりもやや上らへんを手前にスライドさせて切っていきます。
残ったスポンジ部分は均一な45度になるようにヤスリをかけて調整していきます。
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一辺が100mmの正方形(上辺と下辺に使用する)も2枚作成し、切ったり削ったりしていくと上図のようになりました。
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これらをスチロールボンドで貼り合わせ、マスキングテープて乾くまで固定します。
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これで立方体をつくることができました。
反省点
初めて作ったのもあって、側面の凹みに上面がピッタリ合わなくて隙間が空いてしまったり一枚残しの部分の紙が折れてしまったりとあまり綺麗につくることが出来ませんでした。
おそらく線を引く過程か切る過程でずれが生じてしまったと思うので、
・完全スコヤを使って垂直・平行に線を引く
・カッターの刃を縦に真っ直ぐ向けながら切る
以上の二点に気をつけたいです。