放浪記#1「孤独という名の享楽」

 こんばんは、はじめまして。浪人1年生です。今日からできたら毎日、思いついたことをぺちゃくちゃと語っていきたいと思います。

 今日のテーマは「孤独」です。一般的に良い印象を抱かれづらいこの言葉ですが、私が思うに「孤独」とは享楽です。

 日常会話(他人との情報交換)では、人数が2人、3人、4人と増えるたびに自分の興味のない話が占める割合が5割、7割、9割と増していきます。しかし、1人でいる場合100%自分の興味あることに没頭することができるのです。これが孤独の最大の魅力であり、孤独でないことが私にとって退屈に感じる理由です。複数人で、誰かの噂話を共有しあったり、興味のない他人の話に相槌を打ったりするよりも、一人で読書をして新しい知識を得たり、ぼーっと野鳥観察していたほうが断然面白いのです。

 しかし、私がこの孤独の素晴らしさに気が付くまでには少なくとも、浪人生活が始まってから半年はかかりました。やはり、最初のほうは人に会えないことへの不安や虚しさに苛まれました。これは人間という社会的な動物ゆえの防衛本能だと思いました。私の体に備わっている本能が、孤立することに対して危険信号を出してくれていたんだと思います。
 しかし、そんな本能も何か月も経つうちに「孤独でも生きていけるじゃーん」と悟ったらしく、最近は危険信号を出してくることは少なくなってきました。
 保育園(または幼稚園)、小学校、中学校、高校といままで常に何かしらのコミュニティに属していたがゆえに、コミュニティから隔絶された状態に不快感を感じたのでしょう。よくよく考えたら、今までの人生の75%の期間を何かしらの社会に属してたと考えると、孤独に対してネガティブな感情を抱くのも自然のことだと思ってしまいます。

 無理やりまとめますと、
このような過程を経て、孤独は享楽だという思考に至りました。

あっちにいったりこっちにいたりと、一貫性のない文章でしたが、こんな感じで思いついたことを、多分毎日綴っていくので今後ともよろしくおねがいします。


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