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ASIA(エイジア)勝手にランキング:「ベスト・オブ・偽りの微笑み」


数あるASIA(エイジア)の曲の中で、常にファンのランキング上位にくる(と思う)名曲、The smile has left your eyes(邦題:偽りの微笑み)。

オリジナルはセカンドアルバムのAlphaの2曲目に収録されており、ASIAおよびWettonのソロ。Wetton/Downesの数々のライブでアレンジしまくりで演奏されています。

そんな数あるトラックの中で、私がベストだと思う「偽りの微笑み」をランキング形式で紹介します。
*個人の感想です。

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第五位:Fantasia Live in Tokyo(2007年)

2006年にエイジアがオリジナルメンバーで再結成。2007年にオリジナルメンバーで初来日し、東京のC.C.レモンホール(渋谷公会堂)で行ったLiveで演奏された「偽りの微笑み」。90年代のWettonのライブで定番だった「キミタチサイコダヨ」が聞ける。また、ハウがエレアコを寝かせてスライドギターの奏法で奏でる、後にも先にもこのツアー前後でしか聞けない珍しいアレンジ。

このLiveは本当に思い深いLiveで、私はずっとASIAファンであったが、このLiveは混じりっけなしのオリジナルメンバーであり、長年願っても叶わなかった組み合わせだった4人が同じステージで演奏している、それだけで本当に胸がいっぱいだった。それまでハウとWettonの確執(と言われている)や、アルコール中毒で声がでていなかった2001年くらいまでのWettonのライブを思い出し、よかった、よかった・・と一人で泣きそうになっていた。多分、人生で一番よかったLiveだった。
(私が参加した日は、スタッフの不備のせいなのかイヤホンの音が聞こえないと、ステージ上のハウの機嫌が悪く、ハラハラしたが・・・)

第四位:Forever John Wetton ASIA Live(1983年)

ブートレグから、ASIAがセカンドアルバム発表後に行ったツアーにて演奏された「偽りの微笑み」。オリジナルにかなり近いテンポ、アレンジで演奏している。なによりもWettonの声が若くてハリがある!(この後、アルコール中毒で解雇されるとは思えない)
演奏の若若しさ、勢いもあって、四位に。

第三位:ASIA/Live in Basel (2010年)

2010年にアルバム:Ω(オメガ)を発表した直後のLiveで演奏された「偽りの微笑み」。
前半のシンプルなピアノのみのオリジナルのアレンジよりもゆったりしたテンポが、Wettonの声を引き立たせる。
今思えば、2007年の再結成Liveの時よりも高音が出ているし、声に安定感がある。
そして、2007年のリユニオン以降のアレンジ「Now it's too late you realized」の高音域のWetton節に心を持っていかれる。

第二位:Icon ACOUSTIC TV BROADCAST(2006年)

WettonとDownesのユニットICONのライブで演奏された「偽りの微笑み」。元ELOのヒューマグダウェルのチェロとDownesのピアノでアンプラグドなアレンジ。改めて、いいバラードはシンプルなアレンジが良いということを思い知らされる。
最後、ちょっと歌詞を間違えているところがWettonファンからすればあるあるで、これで和んでしまう。

ちなみに、同じ音源を使ってスタジオで弄りまわした、ICONのシングル「Heat of the Moment」に収録されている「偽りの微笑み’05」は、途中で変なリズムが入るし、変なコーラス挿入されるし、最後は爆発するし、なんだこりゃアレンジ。↓

第一位:Rock meets Classic 2015(2015年)

ロックの名曲をオーケストラアレンジで聞かせるイベント:Rock meets Classic。その2015年のステージでWettonが壮大なオーケストラをバックに歌った「偽りの微笑み」。

ウェットンの高音、コブシを効かせたフレーズが、数十人から成るオーケストラにも負けていない。エンディングに向けて盛り上がるオーケストラと共に、最後まで歌い上げた。(これがDVD化されていないのはなんとも惜しい。。。)
そしてこれが、映像で残っている最後のWettonのパフォーマンスというところも、なんとも感慨深い。。。。

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と、勝手にランキングして見ました。何よりも曲の美しさ、その曲との思い出がそうさせているので、みなさんの評価とは違うかもしれませんが、1ファンの戯言としてお許しください。

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