11(ジューイチ)

映画とプログレが好きです。

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マガジン

  • 陽の当たる縁側でB型男は考える

    今まで何事も深く考えなかった男が、幸せについてちょっと考えてみたオチなし系日常Blog。

  • エイガ・ミテ・カンガエタ

    映画の気になった点について思考をめぐらせてます。

  • ASIA(エイジア)、John Wetton

    イギリスのロックバンド:ASIA(エイジア)と、そのフロントマンのJohn Wettonのことについて書きます。

最近の記事

「おかねもち」へのルート検索の結果、道が通じてなかった話

ジューイチ@縁側です。 「おかねもち」へのルート検索について考えてみたんです。 あ、「お金持ちになる方法」みたいな記事ではなくて、純粋にお金持ちが通ってきたルートを考えてみたって話。 と、ある春。 仕事が暇で、お昼休みに毎日ウォーキングしてた。 その頃のわたしは、製造業からコンサルに転職したて。コンサルといえば高給取りというイメージの通り、お給料は世の中の平均以上にあがったことで調子に乗ってました(スーパーで、値段気にせずにドールのバナナが買える!という程度の小物です)

    • ネガティブな車窓から

      ジューイチ@縁側です。 「いきなりなんなん?」っているタイトルですが、説明させてください。 嫌な記憶って、なんかずっと残ってるじゃないですか。 例えば、 親の用事につきあって長い時間待たされた とか、 歯医者でものすごい痛い治療された とか、 雨の日に車の中でものすごく怒られた とか。 それらのせいで、 「人を待つこと」、「歯医者の消毒液の匂い」、「雨の日の車窓からの景色」が なんか嫌な気持ちになるようになってしまって、そういう「ネガティブのタグ」がついたものが大人にな

      • なぜ、noteを読むことが好きなのかと考えてみた。

        ジューイチです。 noteに限った話では無いのですが、昔から人のブログや、ネットの絵日記を見るのが好きで、インターネット黎明期にPCを手に入れてからというもの、ついつい夜中まで回遊して読みあさってました。 散歩して人の家を外から眺めるのも好きです。映画を見るのも好きです。 最近気がついたのは、 これらは全て、他人の人生を覗き見たり、想像することなんだなと。 人と会って話すのは時間的にも限界があるし、話そのものの内容以外の情報が (姿、仕草、声のトーン、話方のうまさ、など

        • 唯一無二の世界観。上白石萌歌の魅力

          上白石萌歌の魅力は、そばに置いておきたいその丸みなのかもしれない。 ーーー 世の中、数多いる人間の中で、上白石萌歌の存在は不思議だと思った。 ものに例えるのは良くないが、 生活必需品ではないが、あることで幸せになるものが存在する。 嗜好品だったり、個人がこだわりを持って接しているもの。場所。匂い。 彼女はそういう位置にいると思う。 横にいてくれると落ち着く人。懐かしさを感じる人。母を感じる人。 クラスにいて、いつの間にか気になるようになっている存在。 その魅力は、

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        記事

          ASIA(エイジア)勝手にランキング:「ベスト・オブ・偽りの微笑み」

          数あるASIA(エイジア)の曲の中で、常にファンのランキング上位にくる(と思う)名曲、The smile has left your eyes(邦題:偽りの微笑み)。 オリジナルはセカンドアルバムのAlphaの2曲目に収録されており、ASIAおよびWettonのソロ。Wetton/Downesの数々のライブでアレンジしまくりで演奏されています。 そんな数あるトラックの中で、私がベストだと思う「偽りの微笑み」をランキング形式で紹介します。 *個人の感想です。 ーーー 第

          ASIA(エイジア)勝手にランキング:「ベスト・オブ・偽りの微笑み」

          ジョン・ウェットンとの思い出

          お金がない中学生の私の楽しみは、 もっぱら図書館でCDを片っ端から借りて聞く事だった。 当時は90年代に突入したばかりで、 80年代の音楽、映画、ファッション、カルチャーが全てダサく、チープで、センスのないように思えた時代だった。 ある日いつものように、図書館でCDを借りてきた。 何やら中学生の心をくすぐるドラゴンのジャケット。 アルバム名は「永時感」と書いて”エイジア”と読ませる、少し時代遅れで恥ずかしいネーミングセンス。 またいつものように、ジャケット負け(=ジャ

          ジョン・ウェットンとの思い出

          映画「寝ても覚めても」に流れる奇妙な空気の正体

          ※ネタバレあります。 私はあの報道をきっかけに、ただの興味本位で映画を再生したのだが、この映画には終始漂う奇妙な空気感があった。 この映画に漂っている奇妙な空気感。 これがなんなのかわからず、もう今日で10回程度この映画を見ている。 主演二人の演技にも、表情や感情にも他の出演者とも違う何かの違和感がずっと漂っている映画だった。 ーーー 結論、この映画は気持ち悪いくらいリアリティがあるからなんだと思う。 ・麦を衝動的に追いかけた朝子の性格も。 ・映画のストーリーに

          映画「寝ても覚めても」に流れる奇妙な空気の正体

          『抗えない力』と『もどかしい壁』~映画:「君の名は」の感想~

          ※ネタバレあります。 『君の名は』の見終わった後のもどかしさや、切なさの正体は何なのか。 何が面白かったのか、何が気持ちを盛り上げたのか、何が切なくなったのかを考えてみた。 ーーーーーーーーーーーーーー 人と人は偶然出会い、いつの間にか蜜に関り、そしていつの間にか疎遠になる。 人と人とを結びつけるもの。離すもの。 もっと一緒にいたいのに、かなわない瞬間がいくつもある。 それが死や、災害、病気、という『抗えない力』だと思う。 これらより力は弱いが『もどかしい壁』と

          『抗えない力』と『もどかしい壁』~映画:「君の名は」の感想~