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中野先生の「大造おじいさんとガン授業解説セミナー」を拝見して
授業てらす実習生のみきてぃです。
中野先生の「大造おじいさんとガン授業解説セミナー」を拝見しました!
大造おじいさんとガンは私が小学生の時も学習したので、かなり忘れてはいますが、その時の授業と比較して見ることができました。当時の印象としては、正々堂々と戦えるタイミングを狙った当時のおじいさんは義理堅いなあ、くらいに思っていた記憶があります。
今回のセミナーでは、私が受けてきた授業と異なり非常に参考にしたくなったポイントがいくつもありました。その中から(今回のテーマである自由進度学習とは逸れてしまいますが、)特に教材との出会い方について共有します!
私が小学生の時は、最初は児童が普通に席に座っており、児童が丸読みをするというよくあるパターンでした。分からない語句や言い回しが出てきた際には、私は注が教科書に載っている際にはそこを読み、注を読み終わった頃には話が進んでいて、置いてけぼりにされまいと急いで目で追って読んでいました。また、自分の読む番までそわそわしたり、途中で誰が取った行動か分からなくなるなどイメージが掴めずにどんどん話が進んでいったり、といったこともありました。
しかし中野先生の授業は読み聞かせスタイルであるため、始めに先生による、程よく緩急のついた物語を聞き、物語の世界に没頭することができます。また、物語の世界から逸れない程度に、子どもが分からなそうな語句を確認する時間をとったり、子どもの素直な反応に反応してあげたりと、子どもに寄り添った、物語への温かな出会い方だと感じました。このような出会い方をすることで、子どもは、新しい国語の文章と対峙しなくては、という感覚ではなく、物語に集中できる、内容を理解できる、つぶやけるという心理的安全性を感じる中で、物語の素直な第一印象を抱くことができそうだなと思いました。
教材との出会い方について改めて考え、今回は国語でしたが、他教科でも授業の導入をどうするかという話にもつながりそうだなと考えました。教員になった際は、この読み聞かせの方法にも挑戦してみて、導入では新たな内容に安心、没頭できる楽しい環境を目指したいと思いました。
みきてぃ