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共に学ぶということ フォーマンセル国語B

授業てらすのTAKAです。
先日,フォーマンセル国語Bチームの2か月間のフォーマンセルが終了しました!
まず,素敵なメンバーを(自分を含めて)紹介します。

@TAKA 黒瀬貴広@山梨 (リーダー)
@しま_島田康徳@埼玉県
@さち_井村早智@新潟
@あゆ_小畑歩夢@愛媛

 この最高のメンバーと一緒に国語授業について考えられた2ヶ月間,本当にかけがえのない体験となりました。それぞれの人によって,国語の授業観は少しずつ違うと思います。しかし,国語という教科を通じて,子どもたちと素敵な学びを共有したいという想いは4人とも一緒です。では,4人の人たちはどのようにフォーマンセルを通じて学んできたのでしょうか。まず,それぞれのメンバーが語ってくれた,学びの軌跡を見てみましょう。

【TAKA】
・あゆさんの授業づくりから,子どもたちの問いから授業を創ることの大切さ 
について改めて感じさせられました。そして,子どもたちの問いの中には教材 
の本質を見事に捉えているものがあることに気づくことが出来ました。
・子どもたちと共通の問いを立てたうえで,課題解決をする授業づくりに圧倒されました。しまさんは専門教科が社会科でした。社会科的な観点から国語の授 
業を問い直すことも非常に面白いと感じました。
・さちさんの比べ読みの授業は非常に勉強になりました。そして,子どもたちが「比べて読む」という技能を活用させるために,それまでに何度も授業の中で「比較する」ことを促していたのが見事だと感じました。緻密な教師のしかけによって子どもたちが動き出すのを体感することができました。

【しま】
熱量の高い方々と同じ教科で話せたことで日常の実践に対する意欲が高まりました。多くの方の前だと学級映像を見せるのに躊躇してしまいそうですが、4人だから背伸びせず普段の様子を公開することができました。
「公開する」と決めてからは自分の中の意識がガラリと変わった気がします。自分の意識が変わったことで子供たちとも充実した時間が過ごせました。
自分に外圧をかけるフォーマンセルは貴重な時間となりました。
それも意識の高い仲間たちがいたおかげです。
ありがとうございました。

【さち】
・フォーマンセルを通じて,もっと国語の授業をやりたいと思えるようになりました。これからは国語を中心に研究を進めていきたいと思います。
・子どもから問いを引き出しながら授業を進めていくためには,スタートだけではなくゴールを見据えることも大切になるのだと思いました。そして,そのためには教師の教材研究が大切になると感じました。

【あゆ】
・2か月間,とても濃い時間を過ごすことが出来ました。本当に授業づくりについて真剣に考える時間になったと思います。例えば,TAKAさんからは,「子ども たちが自ら動き出す国語授業」の大切さを学びました。また,さちさんから 
は,「ゴールから逆算して授業をつくることの大切さ」を知ることが出来まし た。
・これまでは,教師が教えたいことを中心に授業をすることがあった。これから
は,「子どもが本当に考えたい問いとは何なのか」を考えて,子どもと共につくる授業をしていきたい。 

 この一人一人の言葉を読むと,4人のメンバーが「子どもたちが問いを持ち,学び合い,発見のある授業」を大事にしていることが分かると思います。もちろん,それは簡単なことではありません。私も日々の授業の中で,自分が一方的に子どもを振り回してしまい,後悔することがあります。また,授業が終わった後,そのことを十分に振り返ることができないまま,次の授業に向かってしまうことがあります。ですが,このフォーマンセルでは,実際の授業動画を見合う中で,「あ、この子はこんなことに発見していたのか!」とか「教師のこの言葉かけが対話を生んだのか!」ということに気づくことができました。教師と子どもが一緒に学びを創り出すような授業のヒントをたくさん見つけることができたのです。それは,このフォーマンセルのメンバーが皆,「子どもたちが問いを持ち,学び合い,発見のある授業」を大切にしていたからだと思います。全国のメンバーとこれだけ長い時間をかけて,授業について考えられたことが本当に幸せでした。このメンバーに心から感謝しています。本当にありがとう。そして、これからも共に学び続けられることをここに誓いたいと思います。そう,授業てらすは,全国どこでもいつでも学び合うことができるのですから。それぞれが大切にしている授業観を磨き上げるような場としてこれからも積極的に参加し続けたいと心から思っています。

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