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「授業の導入を語る」から学んだこと。

こんにちは!実習生のひかりんです!

さて、今回は最近私が視聴した「授業の導入を語る」から得た私の学びやそこから感じたこと等を共有出来ればと思います。
ぜひ、読んでいただけると嬉しいです。


●TAKAさんの導入(国語)から

4年生国語「パンフレットを読もう」の単元導入を見て、パンフレットを知っているかどうか問うているところが印象に残りました。

なぜかというと、「テレビに映す言葉(パンフレット)を知っている?」と言う問いに対して、知らないと挙手した児童を見て「はっ」となったからです。

私がもしもその授業をするとなっていた場合、無意識に「パンフレット」はみんなが知っていると思いこんで授業を進めていたかもしれません。

子どもたち1人ひとり生活経験が異なるからこそ、授業をデザインしていくにあたって自分の「当たり前」と向き合っていくことが大切であることに改めて気づかされました。

また、パンフレットを「見る」だけで終わるのではなく、実物等を用意して実際に「触れる」機会を設けて児童が自然と興味をもってパンフレットの特徴を見つけられるようにしているところや、手を挙げてもらって児童全体が参加できるようにしているところは将来実践してみたいと感じました。


●サトシさんの導入(算数)から

5年生算数「整数:偶数と奇数」の単元導入を見て、問題で「あなたならどこに並ぶ?」と提示していたところが印象に残り、児童が自分事として考えられるような問題にすることで問題を解きたいという気持ちを児童から引き出すことができるのではないかと考え、私も将来授業を行う際に参考にしたいと思いました。

また、問題を児童がイメージできるよう視覚的に説明していたり、児童の経験と問題をつなげていたりしているところから、授業において「子どもを見る」ことや「子どもの姿をイメージしながら」授業をデザインしていくことの大切さを学びました。

児童から「先生、これ算数じゃない」という声が出るようなはじめから算数と思わせない導入で、サトシさんがおっしゃていた「気づいたら算数してた」と感じる授業につながるのだと感じ、「導入」の価値について改めて考えさせられました。


●ケンタロウさんの導入(社会)から

社会「くらしを守る仕事」の単元導入では、時間ごとに写真を提示したり、動画を見せたりしていたことに興味を持ちながら見させていただきました。

そこには、写真から「火の燃え広がる早さや、消防士さんがいかに迅速な対応が必要かについて」、動画から「なぜ消防士さんがすぐに放水しないのかについて」気づき考えてほしいというケンタロウさんの思いがありました。

そこから、1つ1つの教材から子どもたちが学び取ることは異なるかもしれないが、その中でも明確な意図を持ってその教材を扱うことの重要性に気付かされました。

また、子どもたちの「感情を大切にする」という考えは私にとっては新しい考えで、「感情には嘘がない」というお話が印象に残り、子どもたちのちょっとした反応を見逃さずに子どもの感情の動きを大切にされている姿から、私自身も大切にしていきたいなと強く感じました。


●「授業の導入を語る」全体から

導入とは…

・TAKAさん:「子どもと教材が出会う時間を心底楽しむこと!どうつなぐかというところに喜びを感じること。」

・サトシさん:「問いを出すこと、いかに問を引き出すかが大切」

・ケンタロウさん:「出会い、児童を答えのない社会事象へ引き込んでいくこと」

というお話を聴いて、授業には正解がないということ、正解がないからこそ授業を問い直し勉強し続けることの大切さにを学びました。

また、導入は授業の中の1部のように見えるものの、子どもたちの学びの始まりであり、授業の中でも非常に重要な時間であることを学び、大学での授業や今後教師になってからも自分の授業を問い続けることを大切にしたいと感じるきっかけとなりました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

テラス実習生:ひかりん


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