負け上手は収支を制す
○初めに
ギャンブルである限り必勝法は存在しません。
ということは勝率100%で勝ち続けることは不可能になります。
どんなに優秀な手法、立ち回りをしても負ける時はありますし、毎日設定6を打っても負ける時はあります。
専業で生活しているパチプロでも時には負けますし、負けながら収支を伸ばしています。
ですから勝つことを考えることも重要ですが、負けの質を意識することが収支をプラスに転換させるきっかけになってきます。
本編に入る前に、「負け上手」とは「負けの質↑」と捉えてください。
負けの内容にもさまざまなパターンがあります。
・小額の負け
・勝ちからの負け
・取り返しだけど負け
・大負け
・根拠を追っての負け
・適当に稼働して負け
これらを踏まえ、このnoteでは負けの質がいかに収支に大きな影響を与えているのかを解説していきます。
○収支がプラスの人/マイナスの人の負けの傾向
負けの傾向(プラスの人)
・必ず根拠を持って稼働する
・見切りライン(理由)が明確
・負けている時に崩れない自己管理
負けの傾向(マイナスの人)
・大した根拠もなく稼働
・一度に大負けをする
・負けている時に崩れる
初めにも言いましたが、パチンコ、パチスロはどんなに優秀な手法、立ち回りを行っても必ず負ける時があります。
勝率が7割と優秀であったとしても10回稼働すれば3回は負け。
100回稼働すれば30回も負けてしまいます。
30回の負けの損失をいかに最小限に抑えるかが「負け上手」になるために大切になってきます。
負け上手になるには“必ず負ける”という認識を持ち、“負けを認める”こと。
負けを認められないとどうなるのか
・取り返そうとして損失が増える
・ムキになって適当な台に期待する
・どうにでもよくなる
・手持ちの資金全て使う
・冷静な判断ができない
これらは負けている時に起こる感情や行動であり、ギャンブルにおいて極めて危険な状況であります。
負けを認められないことで負けている展開の度にこれらの感情や行動が起こり得ます。
負けを認められるとどうか
・特別な感情が湧かない
・負けていても無理をしない
・ダメな日は次がある思考になる
ホールは出る日もあれば、全く出ない日もあります。
イベント日など満席で立ち回りにくい日もあります。
自分が万全の状態でも、稼働する前からホールの環境次第で、厳しい状況に立たされた中での稼働となる日だってあるわけです。
こういう状況の日に、必ず勝って帰るなんて意気込んでしまうと、早かれ遅かれ必ず痛い目にあいます。
「出ていない日は諦める」
「負けを認めて諦める」
ホールは明日も営業しています。
負けを認めて最高の状態で稼働することがなにより大切な資金を守ります。
収支を伸ばすためには勝つことも大前提大事ですが、せっかく勝った資金を守ることも大事です。
収支を向上させるためには勝つことに加え、負けの質をいかに高めていけるか。
勝ち負けのトータル管理が最重要となります。
負け下手な人は今日から“負け上手”になって、まずは“負けを認める”ことから始めてみましょう。
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