定点観測（14）

2020/08/09
お昼に家を出て、初めて、「生活綴方」という週末だけ開く本屋の店番をした。そんなに大変なことがあるでもなく、本当に、店に座っている、店番、という感じなのだが、座っているだけで向こうから人が来てくれて、こちらから話しかけたり、あちらから話しかけてくれたり、様々なことが起こる。

展示の説明をしたり、さっき仕入れた知識を我が物顔で披露したり、なんだかそれも、文化祭みたいで楽しいのである。POPも作っちゃったりして、楽しいのである。
今までお客さんとして好きでいたお店のレジに立つというのは不思議な経験。
そして同時に、誇らしい経験である。好きな場所に一日中いられるのが僕にとっては幸せなんだな。

帰り、そば香で蕎麦を食べて帰る。
いろんな人に妙蓮寺のいいところを聞くと、みんなが勧めるのである。
評判通り、美味しかった。