Kohei the Juggler-1
ジャグラー・コーヘイです。
Xやinstaをご覧いただいていた皆さまご存知の通り&もう先月のことですが、人生初の海外へ飛び立ち、初のパフォーマンスを終えて、観光を楽しんだ末に無事に帰ってまいりました。
2024年8月8日に発ち、28日に帰国
この旅に至る前から帰ってくるまでの記録であったり想い出をちょこっとずつ書いていこうと思います。
私は今33歳です。33歳にして初めての海外だし、初めて海外でパフォーマンスもするし、滞在はしばらくキャンプだし(8泊しました)、本当にもう様々な不安を押し通して決行しました。
結果はもう超楽しかったんですが、それは不安だったからこそ手を尽くした準備があったからという面もあります。杞憂だったことももちろんあります。
全部で何回書くことになるか分かりませんが、調べてもよく分からなかったこと=現地で体験してようやく分かったことなどを書いていき、旅立つ前の私が抱いていたような海外へ行くことの不安を少しでも和らげて、なかなか踏み出せない海外旅行であったり海外パフォーマンス挑戦への後押しになったら嬉しいです。
具体的な海外エピソードの前に
今回は「なんでわざわざ海外へ行ったの?」というところのお話だけをします。理由はシンプルというかなんというか…
2024年になってから申し込んだ国内の大道芸フェスティバルに全部落ちたから、です。
今年私が出演していたフェスは昨年中に決まっていたり、そもそも自主エントリー→選考を受けるというタイプのものではなかったりという感じです。
もしこれをご覧の方がパフォーマーならば気持ちが分かるかと思うのですが、フェスティバルをはじめとした選考に落ちることは何度も経験してきていることとはいえその都度心にダメージを負います。
まして、過去に出演経験があるフェスならばなおさら「どうして今回ダメだったのだろうか」とか、「あぁ、自分のような者はもういらないんじゃないか」とか、過剰にネガティブな気持ちになったりするわけです。
私自身もイベントを主催し、出演者の座組を考える立場にあるので、選ばれない=絶対的に劣っているというわけではないし、出演を左右するのは全体の兼ね合いもあるということは深く理解しています。それを分かっていてなお、選考結果に一喜一憂するものなのです。
自分を変えたい、変わらなければならない
現時点でも落ち続けている私ですが、今回の海外行きへと歩みを進め始めたのは3月初めころのことです。春頃のフェスティバル選考結果が届くこの時期、私はひどく落ち込んでいました。あ~あれもダメか~これもダメか~という状況。
このとき、たまたまLINEで雑談をしていたディアボロパフォーマーの渡邊翼さんに「フェス全部落ちてますわ…」とポロッと愚痴りました。
渡「海外いくというのもアリかもよ」
コ「ワシでも出れそうなのはありますかね」
ここで今回の旅の目的地となったフランスのAurillacをはじめ、いろんなフェスティバルの存在を教えてもらいました。
この話をしたのが3月3日
3月6日、Festival d'Aurillacの主催に出演希望のメールを送っていました
このとき果たして自分がどれくらい本気で海外でパフォーマンスすることを考えていたのかというと、たぶんあまりよく考えていません。
しかし、選考に落ちている自分自身や自分のパフォーマンスを変えるためには絶対的に変わらざるを得ない強制力が必要だとは思っていました。
それと、せっかく色んな情報を教えてくれた翼さんに対して「やっぱり海外辛そうだからやめときます」って言うのも失礼だなと思ったし、何よりもめちゃくちゃ悔しい気持ちをぶつけていく何らかの目標が欲しかった。
だからか、すぐ調べて、分からないところはすぐ聞いて、すぐ申込する、という行動へとつながっていきました。
こっからが大変
落ちて悔しい!自分を変えるぞ!海外へ行くぞ!!と半ば衝動的に行動をし始めたのが上記のとおり3月初旬です。
実際にパフォーマンスをする日を迎えたあの日までの間に、数々の問題をクリアし、準備しなければなりませんでした。
私の極めて個人的な事情で言えば、妻に長期間不在にすることを話すとか、勤めている会社がこんなに休ませてくれるだろうか、仕事はその間どうしようかとか、そういう問題もありましたが、まぁそこは詳しく話すわけにはいかないプライベートでもあるので一言だけ。
「理解のある人たちに囲まれていてよかった!」
そうなれば、あとは目標に向かって全力で頑張るだけ!たくさん時間をかけて準備をして、いよいよ出発当日を迎えました!
なんていう、時間すっ飛ばして当日のことを書きはじめたりはしません。
次回以降もまだ当日のことには触れずに
・何を買って、持って行ったか
・出演するためのエントリーはどういったものだったのか
・パスポート申請とか飛行機の予約とか
こういうことから書いていこうかなと思っています。
日々の隙間時間を見つけてちょっとずつ書いていきます。
更新遅くなるだろうけど、もしよかったら次回もよろしくお願いします。