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亀仙人のワゴン車のプラモデルをつくる

鳥山明先生のメカや乗り物のデザインが大好きでした。

「鳥山明the World-鳥山明スペシャルイラストレーションズ」より

何か手元に残しておきたいと思い、このイラストを再現したプラモデルをつくることにしました。

「メカコレクション ドラゴンボール7巻 亀仙人のワゴン車」
2017年にバンダイから発売された全7巻のシリーズです。

今はプレミア価格になって手に入れるのがなかなか大変




【とりあえず組み立て】

じゃじゃん!開封!

パーツは4色、説明書とステッカー

先日つくった海洋堂「太陽の塔ARTPLA」に比べるとパーツも少なくて気楽です。

とりあえず組んでみます。

亀仙人、ヤムチャ、孫悟空、クリリンが乗車
全長6cm、小さくてかわいい!

あっという間に組み上がりました。パーツは簡単に色分けされていますがキャラクターはグレー1色だし物足りないので、再びバラしてすべて塗装します。


【ボディの塗装】

まずは下地塗装をします。明るい色の部分が多いので白のサーフェイサーを使いました。
このクリップにパーツを挟んで並べるの、モデラーっぽくて憧れてたんですよね。

パーツの色を隠しきれてないけど気にしません(ホントは気にするべき)


乾いたら塗り重ねていきます。ボディの色は黄色にほんのちょっとオレンジを混ぜました。スズキのハスラーっぽいイメージで。

買ってよかったエアブラシ


マスキングしながら塗り分けていきます。スミ入れもうまくいきました。
※スミ入れ:パーツ表面の溝に色をつけて線を強調したり陰影を表現したりする技法のこと。エナメル塗料を毛細管現象を利用して流し込みます。

ちゃんとしたスミ入れは初めて
細かい部分はエナメル塗料で筆塗り
アンテナが太すぎなのでワイヤーでつくりました


ステッカーを貼って、クリア塗装を重ねてトップコート。目指せツヤツヤボディ。
ボディはひとまず完成です。

ステッカーを縁ギリギリでカットして、貼ってるっぽさを軽減
ステッカーを貼ると一気に雰囲気が出ます


【キャラクターの塗装】

あまりにも小さい4人を塗っていきます。

写真を撮って拡大しないとよく見えない笑
ベースの色はエアブラシで

ベースになる肌と道着の色をラッカー塗料で塗ります。細部はエナメル塗料と極細筆と拡大鏡でがんばりました。
エナメル塗料は拭き取ってやり直しが効くので、ミスを気にせず塗り進められるのです。

いちばん苦労したのは目


【LED工作】

ルーフとフロントガラスとヘッドライトはクリアパーツになっています。
ということは…

ヘッドライトのモールドもよくできてる

「ヘッドライトを光らせたい」

久しぶりのハンダ付けに悪戦苦闘しながら配線してみます。とにかく小さなキットなので内部に収めるのが大変です。
できるだけコンパクトにするためボタン電池CR1220を使いました。3Vなので抵抗も不要でダイレクトに繋げられます。

コードも最小限にカットしないと収まりせん

車体や座席パーツに穴を開けたりカットしてなんとか電池ボックスとスイッチのスペースを確保できました。
座席もはまってひと安心です。ちなみにこんな作業は座席にキャラクターを取り付ける前にやるべきですね。

見えない部分なのでカットが雑
背中の「亀」は米粒に字を書くレベルでしょ


【完成!】

塗装済みのパーツを再び組み上げて完成です!

ドライバーは亀仙人
後部座席に悟空とクリリン
助手席にヤムチャ


どこに飾ろうかな。

ヘッドライトもちゃんと点灯しました。
LEDの光がすき間から内側に漏れて室内灯のようになりました。偶然の産物。

 LEDの色もちょうど良い感じです


我ながら良い仕上がりで達成感に浸っています。

ところで、

まだしばらく楽しめそうです。


また気が向いた時に

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渡辺あきら
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