無表情なぬいぐるみ
私の好きなキャラは、ふもふもさん、suikaちゃんだ。
理由は、「媚びていない」ということ。
もともと、ぬいぐみとか、キャラクターには全く興味がない。
人形もままごともリカちゃんもバービーも家にはいたけど、もらったもの。
遊んだことは全くない。
何して遊ぶのさえもわからない。着せ替えするんだってね。ふぅん。
で、欲しがっていた子にあげてしまった、というほど、人形は怖い。
面白くもないのに笑っているからだ。何が面白いのか?
ディズニーしかり、ジブリ、テディベア、ダッコちゃん、なんでもかんでも笑っている、こわい。何で笑っているのか。
そしていい年になって、はじめて人形に一目ぼれした。
ある、さびれたピザ屋さんに、「フモフモさん」が座っていた。
上の写真。
写真を撮りまくり、友達みんなに、「このぬいぐるみ知らない?」とメールしまくった。
もちろん、お店にも聞いてみたが、「わからない」とのこと。
大中小、あった。
ある日、遠い友達から、「これのことですか?」とメールが来た。
きゃぁぁぁぁ、
そしてさっそく、大中小、くま、赤を買ったのだ。
笑っていないぬいぐるみがすき。
その後、ふもふもさんが、人気になって、大量生産されるようになった。動物も、ねこやうさぎ、にわとり、へび、などたくさんでてきた。
いつでも買える、とよろこんでいたら、気づいたのだ。
布が違う。安っぽいのだ。
私が買ったこのくまは、もっと良い生地でつくられている。
もちろん、あかのくまも、今も売っているが、顔も材質も大量生産の顔をしている。
まったく心に響かない。ただのぬいぐるみだ。
推しというより、唯一無二になってしまった、このくまのぬいぐるみ。
大中小。今も、ソファと、私の部屋の机、大事なもののストラップになっている。
愛してやまない。名前は付けない。
ぬいぐるみ好きの姉はぬいぐるみだらけで、全部に名前を付けているが
それとは違うんだ。
なんでだろう。このフモがいると安心する。
癒される。。。
タレントにも推しがいるが、恥ずかしいので言わない。