2022.Apr.KCC
今回のKCで学んだことを備忘録として、書き残します。
KCの学びを次の4つの視点から。①DPの盛り方②KCチャート③リンクスの特徴④勝てるテーマ
①DPの盛り方
DPってどうやって盛るんだろう。
毎回KCのたびに自分の中でも疑問であり、「数こなして勝率55%くらいあればとりあえず増えるやろ」くらいの感覚でやってました。
たしかに勝率55%あれば、数こなせばDPは盛れます。
ただ、思ったのは
DPの盛り方は効率的にできるのではないか
ということでした。持論を述べます。
結論から言います。
A 勝率を60%以上出せる場合
B 勝率55%以上60%未満
C 勝率55%未満
の3パターンに分かれます。
Aの場合5試合で確実に1000DP盛れます。
3勝2敗のセットで勝率を残していけるので、単純に1時間に10試合すれば2000DP盛れます。
Bの場合5試合で1000DPを盛ることは不可能です。
勝率55%の場合、20試合で11勝9敗つまり2000DP盛れます。
Cの場合20試合で2000DPも増えません。
これ、KCの核心をついてる気がします。
1試合にかかる時間は、テーマにもよりますが、5〜7分くらいで見ていいと思います。20試合こなすには100〜140分は少なくとも必要です。
※以下DPが盛れない場合DO(drop out)とします。
見るべきは直近5試合、10試合、20試合です。
①5試合で3勝2敗を継続できていれば、DPは比較的楽に伸びていきます。
②5試合で2勝3敗の場合10試合で見て、5勝5敗なのか6勝4敗なのかで分かれてきます。5勝5敗の場合は数時間続けてもDPは伸びないのでDO。
③さらに20試合で見て、11勝9敗は耐えです。時間と労力をかけて2時間2000DPコースでDPを盛りましょう。20試合10勝10敗以下はDOです。
今握っているデッキ(握っている札)は本当にKCで通用するのかは、随時立ち止まって判断すべきだと感じました。
例えば醒めない悪夢(メタルフォーゼ、DDD対策)
例えばガンドラの聖槍(ギガレイズの通りが全く変わります)
例えばDDDのエネコン(P召喚できる星7なら、たまにしやすい、かつ寝ているやつを起こしてキル狙える)
いくらでもチャンスはあったと反省しています。
とはいえ、DOなら諦めるのかというとそうではないです。銀アイコン以上を取った人だって、連敗はします。
僕も勝率残せずに悩んでた時期もありました。
この絵を見てください。
食物連鎖を表しています。KCにも存在します。
Tier 1と呼ばれる環境デッキ。
Tier 1たる所以は、多くのデッキに対して有利もしくは勝つことができると言ったところだと思います。
今回の上位帯、最後はほとんどDDDか幻影だったと思います。3日間の変化に耐え抜いたテーマだと思います。
特に2段目、3段目となるとデッキの幅が広まります。
このテーマをみたら、次これが来て、そのテーマをみたら、また次のテーマが邪魔になる。
なんてことも少なくはないと思います。
なので、幅広い階級にいる間は環境デッキがオススメです。(デッキの理解度とプレイングは必要です。一緒に勉強しましょう。)
環境になれるかどうかの議論は今回は置いておきます。
特に今回のKCで感じたのは、ガンドラが上からこぼれてきたことです。
なぜか、理由は単純で、他のデッキにしっかり対策を取られてしまったことと安定して勝てるプレイングを用意できなかったことだと思います。
「3妨害どう越えるよ」ってなった時に、ガンドラ側の息切れが明らかに増えてきました。
こうなるとガンドラの失速は否めずに、上位帯から少しずつ姿が消え始めました。
DDDもガンドラきついと思ってましたが、カイゼルいれてたら押し切れる試合も少なくなくて、プレイングが定まってきました。(カイゼル自分の地獄門割って罠増やせるようになるの優秀)
さぁ、自分の勝率と自分の身の回りの食物連鎖はどうやって知ることができるのか、それが次のKCチャートです。
②KCチャート
KCチャートとは、コンコンクラッシャーさんという方が作られたKC専用のツールです。
登録が必要ですが、簡単に試合の記録をすることができます。
トップ画みたいなもの。
DPの推移と相性表
これらの情報がもらえます。
今まで記録は自己満足と思ってましたが、前回と今回のKCを通して、KCチャートの有効活用を知りました。
情報アドとして
①自分の勝率(各テーマごと)
②自分の対面した数の多いテーマ
③全体の相性表
④全体の分布
がもらえます。
これは絞り込み機能です。
自分のいるDP帯では何のデッキが多いのか、また直近2時間での変化もスクショすればわかります。
気をつけないといけないのは、もうそのDPを通過して上に行った人のデータも含まれているということです。
どのデータをどのように見るかは注意が必要です。
これは相性表。
絞り込み機能をつかって局所的なデータも採取が可能です。
自然とPKCレポートが出来上がります。
しばらくは上位帯の相性表をみて、当てるデッキを参考にできます。
反省の①で書いたように、
◯自分の勝率がA.B.Cのどれに当てはまるのか
◯デッキをいじるなら何のテーマをみて、どのように変えるべき(テーマを変える、採用札を変える)なのか
を確認するために十分活用できます。
【今回の反省】
まず目立つのが、154から205の間の爆上がり。
これは何が起きているかと言うと、1時間1試合戦法をとりました。
自分が全体の200位くらいの位置にいたので、闇雲に試合数をこなすよりも、100位ラインから離れないために1時間に1000DPだけ増やすことを目標として行う戦法
銀アイコンを取った時も行いましたが、日曜の昼過ぎに実行しました。
2回して2回とも成功しているので、たぶんまたします。
次に目立つのが、2箇所の暴落。
これは何が起きているかと言うと、深夜の話です。
1つ目の暴落は金曜夜。(52試合過ぎ)
2つ目の暴落は日曜夜。(205試合手前)
この2箇所でしっかりと自分のデュエルしたい(DPを増やしたい)欲求を抑えていれば、もっと試合数を減らせる可能性があります。
最後に、注目は5万に届きそうだった2箇所。
ここで勝ちきらないと銀アイコン以上はない。
※あくまで、銀ギリギリを取ろうとする話ですが😭
③リンクスの特徴
マスターデュエルの稼働以来、リンクスの役割は
キャラの強みを出せるゲーム
になりました。それを強く感じます。
ガンドラ→武藤遊戯のテーマを強化
何が毎ターンガンドラ持ってきて、召喚権増やすじゃ
幻影騎士団→ユートのテーマを強化
何がカード墓地に送って、テーマギミックの回転をよくするじゃ
DDD→赤羽のテーマを強化
何が1ターン3アドを実現させましょうじゃ
それぞれのテーマを、それぞれの強みが出る形でスキルが誕生、修正した結果が今回のKCだなと感じました。
これは、KC後にどのようにスキル修正がくるのか(こないのか)が楽しみです。
また、KCの特徴として、近いDP帯とのマッチングシステムがあります。
僕の場合
100位前後の時は勝てないけど、
200位前後の時は勝てるので、
僕の実力はそこあたりなんだと思います。
これについてはまだ手応えはしっくりきてないですが、なんとなくそんな気がします。
④勝てるデッキ
1番強いと感じるのは、職人レベルに使い込まれたデッキだと思います。
どのデッキに対しても、対策札を持っており、対面ごとのプレイングを理解している人は本当にすごいです。
ただ、これがすべてではなくて、
何してるかわからないデッキがKCには存在します。
今回で言うと、メタルフォーゼ、クリフォート
◯速攻魔法で相手ターンに融合して、1枚触りながらパクれるモンスを立てれるとかきいてない。(メタルフォーゼ)
◯なんかP召喚したときに自分のフィールド2.3枚触られて殴られて負けたんなけど。しかもチェーン挟めんやったし。(クリフォート)
なんなんじゃと。
そんな強いテーマあるなら、始まる前に教えといてや。
はっきり言ってさぐりさぐりで試合するしかなかったです。KCですべきことではない。
前回のうずまきさんの墓所劇団にしても、過去の爪団Maaさんの根性HEROにしても、ありえない動きしてくるテーマは勝てるテーマだと思います。
今回の真の隠蔽は、メタルフォーゼだと思いました。
新パックが出た時には、くまなくチェックする必要がありますが、OCGの知識のない僕にはちょっと厳しいです。。
【個人的な反省】
今回の僕の敗因は、調整不足です。
1番使ったテーマはDDD。1ターン3アドのこのテーマはずいぶんやってることおかしいです。
勝ちたかったので、このテーマを握り勝負しましたが、銀の壁を越えることは不可能でした。
もっとこのデッキのことを知って、
もっとこのデッキにとって最適な札入れ替えを知っていれば銀狙えました。
この悔しさは次に活かします。
また幻影騎士団はずいぶん使い込んだテーマでしたが、今回のKCでは2番目に使ったテーマでした。
理由は明確で、罠霊獣みたいに対策がしっかりしてきた中だったので、メタを乗り越える勇気がなかったからです。
完全なる敗北。正直今回のKCて1番悔しいのはここで、自分の弱さを実感しました。絶対負けん。
【まとめ】
・KCは60%以上の勝率を出せるように、練習する。
・自分に合うデッキで挑む。(僕の場合2.3テーマで戦う)
KCGTのマット欲しい。