41歳米国1人旅「約1万1000㌔の初日」
長い1日だった…。
広島の自宅を出て、約1万1000㌔を移動。
現地時間24時過ぎ、米・シカゴのホテルに戻ってきた。
【初日の移動手段と距離】
広島空港までバス…48㌔
羽田空港まで飛行機…763㌔
成田空港までバス 81㌔
オヘア国際空港まで飛行機 10066
ホテルまでUber 27㌔
リグリーフィールドまでUber 9㌔
ホテルまでUber 9㌔
※移動時間は約31時間
小3の長男が朝食後に思い出したかのように宿題を始めたことで
ドタバタの出発となった、あの朝が遠い昔のように感じる。
41歳にして、初の1人海外旅行、そして初米国本土行きは、
半ば勢いだった。
カブス移籍決定時に「行く」と本人に伝えたときから、計画してきた。
家族の理解を得ると、周囲に口外して行かざるを得ない状況をつくった。
アンテナを張り、情報を集めて計画をより具体化。
価格が上がらないうちにキャンセル不可の航空券を購入したことで、
行かない選択肢はなくなった。
行くならたくさん試合を見たいと、本拠地7連戦を選んだ。
だが、渡航約2週間前に故障者リスト入りし、さらに復帰が遅れる状況…。
それでも選択肢は「行く」の一択だった。
まだ初日だが、来て良かった。
広島空港までのバス内で便意に襲われ、
長時間のフライトでは尻もちで痛めていた臀部の状態が悪化した。
そんな些細なことを除けば、すべてが刺激的だった。
現地米国人を相手にした入国手続き…。
摩天楼の街、シカゴ…。
ぼんやりとしか理解できないホテルの受付の言葉…。
球場到着と同時に襲った嵐のような雷雨…。
雨よけのシートを上げるだけで大歓声、
そしてカブスのチャンスに大拍手、
そして生セブンス・イニング・ストレッチと、
生リグレーフィールドの雰囲気…。
Uber運転手との無言ドライブ…。
どれだけ押しても効かないホテルのテレビのリモコン…。
電話してフロントに持ってきてもらった、これまた効かないリモコン2…。
高揚感からか、眠れない。
まだ6日ある。寝よう。
2日目の明日は、早めにリグレーフィールドへ行こうと思う。
何を言っているか理解できないお笑い番組を主電源から消し、
静かになったシカゴの街で眠りに就こうと思う。
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