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【雑感】J1_DAZN観戦_京都サンガVSジュビロ磐田

昇格3戦目は同じく昇格チームの京都と対戦。お互い勝ち点3を欲したゲーム。
結果は…
我が軍ジュビロの勝利!
いや~J1での勝利は別格ですなぁ!
コロナさえなければサンガスタジアム行きたかったな~

1.VS京都 スタメン

仲良しだな〜♡ この2人が仲良いのが意外!

前節との差分はシャドーの位置が金子に代わり、大津。大津と大森のシャドーの組み合わせでは大津が左で大森が右という組み合わせに。
出場停止の義道に代わって陸。陸からすると伊藤監督がDFの選手に何を求めているか分かりかねる部分があるものの、このチャンスを活かしたいところ。

2.VS京都 振り返り

4得点を奪えたこと、勝利したこの試合は今後大きく活きてくると思いますが、個人的にこの試合で大きな収穫は健勇のフィットではないかと思っています。

福岡戦、清水戦では健勇とシャドーの距離が遠かったり、健勇に入ったときにタメを作れていなかったシーンが多かったですが、この試合では健勇でタメを作れたり、ターンから前を向けたシーンが多く、チャンスの起点になれていました。
京都戦は健勇のいいところを中心にこの試合を振り返ってみたいと思います。

3:03~

アピアタウィア選手から武富選手に楔が入ったところをヤットさんと陸で挟んで、奪い取り、昌也から健勇に縦パス。健勇がターンで前を向き、右サイドの大森に展開。大森が運び、攻めあがってきたヤットさんのシュートで終わったシーン。
健勇がターンして展開、という流れは開幕からの2戦まではなかったのではないか?と思っています。
このファーストプレイでいいイメージを持てて試合に入ることができました。

6:31~

ハイライト動画にもありますが、陸のパスカットから昌也→大津→昌也と繋ぎ、平行にいた健勇に預ける。健勇のなめるようなトラップでメンデス選手をいなし、健勇が落ちてきたスペースに走りこんだ昌也にリターンし、ラルフに繋ぎ、シュートで終わったシーン。
健勇が孤立せずに昌也といい距離間をとれていたことがよかったです。
このシーンのように健勇が落ちてきたスペースも使っていきたいですね。

9:20~

巷で話題のこのシーン

龍輝のパントキックから健勇に繋ぎ、ファールをもらったシーン。
龍輝の足元が凄いのはジュビロサポであれば分かっていたことですが、GKから制度の高い楔が入るのはいいことですね!
健勇も奪われずにファールをもらえたこともよし!
(それにしてもなんでこんなに真ん中に人がいないんだ…)

28:09~

ハイライト動画にはないものの前半ジュビロのビックシーンの1つ。
まずメンデス選手が持った際に大森がプレスをかけ、ロングボールを蹴らせた後、こーすけがウタカ選手との1対1に勝ちヤットさんに預けて健勇へ。
DFの激しいプレスをかいくぐって右サイドの大森に展開。大森とラルフの2対1の局面からラルフのクロスの大津が飛び込むが、わずかに合わなかったシーン。
健勇が展開できたのが大きかったですね。あそこでタメを作れたことで右サイドで2対1を作ることができました。

また、大森がメンデス選手にプレッシャーをかけ、ロングボールを蹴らせたのもポイントの1つ。この試合では大森のプレッシャーが目立ちました。

相手のCBのメンデスが左利きなので、そこを切りながらプレッシャーを掛けること。そこはわれわれとしてはプラスαとしてやってきたことだったので、特に(大森)晃太郎がスイッチをよく入れてくれたと思います。
伊藤監督

DFラインにプレッシャーをかけるのは狙い通りだったようです。
理由としては以下の2つでしょうか?
・メンデス選手、アピアタウィア選手のフィードの精度がそこまで高くないこと
・京都の前線の豊川選手、武富選手、松田選手の上背がないこと
 →競り合いでは勝てる見込み

33:47~

上記のシーンと同様にアピアタウィア選手に大森がプレッシャーをかけ、右SBの白井選手に出した逃げの横パスに昌也も連動し、プレッシャーをかけ、狙い通りロングボールを蹴らせたシーン。
あいにくボールがアウトせず深い位置まで押し込まれてしまいました。

京都の右SBの白井選手から武富選手に縦パスし、白井選手はそのままムーブ。
武富選手はワンタッチで松田選手に出し、松田選手は走りこむ白井選手にこれもまたワンタッチではたき、そのまま白井選手が持ち出したシーン。
ここから中に絞った荻原選手に出され、余裕がある状態でシュートを打たれましたが、龍輝の見事な横っ飛びで失点は免れました。

たしかに京都のワンタッチでの局面を打開は素晴らしかったですが、狭い局面で人数をかけたので奪いたかったですね…
左サイドで人数を割いていることでバイタルエリアで3対3の局面を作られてしまっています。
左SBの荻原選手が真ん中にいるのは、ジュビロのバイタルエリアが空きやすい、というスカウティングの結果なのか荻原選手の個人戦術なのか気になりますが、バイタルエリアを開けてしまう悪癖は早く解決したところです…

この流れからジュビロの先制が生まれます。
上の図の局面から変わらず、ヤットさんが自軍の左サイドの深いところにいたところからスローイン。ヤットさん→昌也→大森→大津と繋ぎ、大津が持ち運び、昌也に預け、リターンをもらった大津のゴラッソ

点を取れたのは再現性がなく、奇跡だと思いますw
昌也にパスが渡った時点でプレッシャーをかけられており、大森にもプレッシャーをかけられ、ライン沿いということもあり、逃げ場がありませんでした。大森でなければ奪われてました。
ヤットさんがいる本来いるべき場所にいないためバイタルエリアは空いている状況ですので、奪われていたら失点の可能性もありました。

まずはスローインというプレーが切れたタイミングでポジションを直す必要があるのではないでしょうか…?

37:39~

陸のボールカットから健勇に預け、アピアタウィアとここでも中に絞っていた荻原選手の2人から対応されるも奪われずに、こーすけから展開。
低い位置でボールを奪ってもキープできる健勇にいいプレーでした。

このシーンでもありましたが、陸のボールを奪う能力は凄いものがありますね。パスカットの回数もかなり多かったように感じました。
足が伸びてくるんですよね、きっと。
ビルドアップ(伊藤監督はプレイアウトと呼ぶそうです)の場面で怪しさやパススピードが多少は気になりましたが、全体を通して素晴らしい出来でした。
体の柔らかさを活かしているのかわからないですけど、バックパスをすると見せかけ、足首だけでキュッと体と違う向き(ボランチ)にパスをするシーンが何回か見られたので、精度を上げて武器にしていってほしいですね。
健全なポジション争い
次節誰が出るか気になります。

39:30~

例のシーン(DOGSO)です。ラインギリギリで抜け出し、GKに倒されたのですが、ボールを収めるだけでなく、裏抜けができるのも健勇の良さですね。
セレッソ時代はカウンターでも得点を重ねていただけに今シーズンカウンターでの得点にも期待です!

55:20~

左SBの荒木が攻めあがって空いたスペースに健勇がカウンターで攻めるもウタカのプレスバックでファールをもらったシーン。ウタカ選手ここまで戻るのか…いい選手にもほどがあるぞ…
そして左SB荒木?ジュビロサポが知っている荒木なのか?
チョウさんは荒木のSBに何を求めているかは気になりましたね。
荻原選手を中盤に押し上げ、攻撃力がある荒木をサイドバックに入れることで攻撃に厚みをもたらしたい、というところでしょうか?
SBが本職の荻原選手がそのままSBではダメだったのか?
WGタイプが少ないジュビロ、荒木戻ってきてもええんやで!!

59:34~

こーすけとヤットさんの何気ない単純のパスのやり取りの間にこーすけがルックアップで前線を狙う素振りをして、その素振りを感じ取った健勇が裏抜け。シュートまでいくもアピアタウィア選手にブロックされてしまいました。
(荒木よ、DFライン揃っていないぞ…)
こーすけはいつでも蹴れるように相手のの距離をとるためにバックステップしてましたね。
健勇もいい動き出しでした。

67:24~

2-0から1点差に詰め寄られて京都からすると反撃に転じたかったタイミングですぐに突き放したこの場面。
キックオフから相手に(ほぼ)1回も触られずに点を決めることができました。
いい流れでした。
外⇔中にボールを出し入れし、相手の目線を動かし、ギャップを作り、槙人のインナーラップから健勇が走り込み、こぼれ球にラルフ!
ヤットさんの展開力はやはりさすがだなと思いますね~
ゴンさんの”FWはまずはニア!”という教えの通りニアに飛び込み、潰れたことで得点が生まれました。

3.最後に

と、いうことで健勇を中心に京都戦を振り返ってみましたが、チャンスのシーンには健勇がいたと言っても過言ではないくらい、この日の健勇は良かったと私は感じています。
もちろんFWの仕事は点を取ることです。開幕3戦で得点0のことに周りはとやかく言うかもしれませんが、誰よりも悔しいのは健勇本人のはず。なので回りはしばらく黙っておきましょう。この試合を見れば再認識したはずです。杉本健勇はいい選手であると。
ケチャドバに期待しましょう!

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