【雑感】TM_DAZN観戦_ジュビロ磐田VSアスルクラロ沼津
待ちわびていた最高の週末まであと少し!ジュビロ磐田はリーグ再開に向けてアスルクラロとの静岡ダービーを実施されました。
ジュビロ、アスルのファンだけではなく、多くのサッカーファンが注目したこの一戦。サポーティングスポンサーのヤマハ株式会社が開発したリモート応援システムとDAZNにて中継された試合を連携して行うリモート応援が世界で初めて行われた記念すべき一戦となりました。
DAZNで配信された試合だけではなく、Youtubeで配信されたサブ組で行われた1,2本目を含めたレビューをつらつらと綴っていきたいと思います。(リモート応援は主力組で行われた3,4本目)
1.VSアスル 良かった点
良かった点①過密日程を見据えたそれぞれの個性
3月に実施されたエスパとのTMと13日のアスルとのスタメンの違いは、大井のところに大武、大森が不在の左SHにはこーすけ、こーすけのいたボランチには伊藤君、といった点でした。
大井、大森は過密日程を見据えての温存なのか、怪我なのかはっきりしていない今不安です…
大森がいない左SHには昨年このポジションでブレイクを果たしたと言っても過言ではないコタローではなく、こーすけをボランチからスライドさせたのは興味深かったですね。
フベロサッカーで肝となるボランチ、特にサリーダ(ボランチが2CBの間に落ちて最終ラインを3枚にすること)がどうなるのかという点が気になりましたが、伊藤君が2CBの間に落ち、力也がボランチのポジションに位置していました。
この配置はこーすけ、力也とは違った良さ、特に攻撃のバリエーションが増えたと感じました。
まず伊藤君の特徴としてパンチ力がある展開力があるため、最終ラインから左右に振れるのはデカいですね。力也ももちろん長い距離は蹴れますが、伊藤君はそれよりも長く、相手DFの裏まで狙えるという良さが見られました。伊藤君が最終ラインで持った際に大貴君がDFの裏を狙い、動き出していたのは印象的でした。
また、伊藤君は力也よりも最終ラインから楔を狙っていたと感じました。ブスケツのような体の向きとは違う方向への鋭いパスも随所に見ることができました。
攻め込まれるケースは多くはなかったですが、高さのある伊藤君が最終ラインにいることで守備面でもメリットがあるのかなと思っています。
三木君の得点については、大武のロングパスが起点になりました。
https://www.chunichi.co.jp/article/43680
自身の武器をアピールすることができましたね。
今年は過密日程で固定されたメンバーで戦うことが難しいと考えられるので出場した選手の良さが見れる今シーズンは非常に楽しみですね!
良かった点②サイド攻撃の新たな狙い
サイド攻撃の際に深い位置までえぐってマイナスのクロスやシュート性のクロスというシーンが今までの試合よりも多かった気がしました。この傾向は1~4本目すべてで言えるかなと。事実2本目の大記や4本目の三木君の得点も深い位置からのマイナスのクロスからの得点でした。
マイナスのクロスではボールを受ける人がゴールに対して正対しているので、横やななめ後ろからボールがくるクロスに比べると難易度が低い=ゴールに繋がりやすいと考えられるので、そういった狙いなのでは、と。
この攻撃の形についてはこの試合だけなのか、再開後も着目していきたいと思います。
2.気になった点・独り言
気になった点①消えたこーき
3本目は得点が入るまではなかなかリズムが掴めなかったな、という印象です。個人的にはその理由はこーきがボールを受けれなかったからだと思っています。アスルが全体的にコンパクトの布陣でこーきに楔を入れることができなかったのが理由かなと。
たまーにボール保持者との距離が遠い場面も見受けられました。力也がボールを持った時に顔を出して欲しそうな場面がありましたが、こーきは顔を出せず、代わりに左SHのこーすけが顔を出していました。
今シーズンはこーきにかかっている我が軍にとって、昨シーズン以前のようにこーきが消えている時間があるとしんどいですね。ポジショニングの質を高めることが至上命題です。
とは言え、2得点と結果を残すのはさすがエースです。
気になった点②宮崎と藤田の間のスペース
ここについては開幕戦でも気になった点です。ここは改善しないと突かれるな…
独り言①サリーダに何を求めているのか
1,2本目のボランチは今野とハリー。2CBの間に落ちていたのは今野でした。今野が落ちての3バックでは、ボールが回っていなかったですね…
ハリーが落ちた時はすんなりボールを回すことができていました。
4-4-2のフォーメーションの2ボランチのうち、1人を削って3バックに可変するのであれば、ボールを回したい。何のために落ちているのか。目的は何なのか、落ちることが目的になっていないか。落ちずにボランチの位置にいればボールを受け、ターンすることができるスペースがあったにも関わらず、落ちた場面もありました。
全員ではないですが、1,2本目と3,4本目のメンバーの差はこういった戦術の理解にあるのかなと。そしてその理解の差は大きいような気がします。厳しいシーズンを乗り越えるためには戦術理解度をチーム全体で上げていって欲しいです。
独り言②
海音君のパススピードが早くていい!パスした後ベンチから拍手があったような
独り言③
清田君ドリブルの間合いがシュートもパスもなんでもできる間合いでDFからすると怖いだろなー。パスもエロいパス出して、そこ出すんや!という驚きがありました。また、守備もガツガツいくので好印象でした。ルーキーがいいですね!
独り言④
大記のポジショニングが気になるなー。攻守どっちもハマってないかなと。舩木がパスしたくても出せれないようなシーンがよくあったと感じました。
独り言⑤
無観客(リモートマッチ)でバックスタンドに人がいない状態でしたが、看板を並べていたのは素晴らしいなと感じました。
サポーターの存在も大切ですが、スポンサーあってのスポーツクラブです。世界初のリモート応援で両クラブ以外のファンの方も視聴することが予想される中で、視聴者の目に留まる場所にスポンサーの看板を並べ、多くの方に見て頂いたのは、コロナ禍のスポンサー企業にとって非常にありがたいことだったのではないでしょうか。
スポンサーと良好な関係を築けているのはサポーターとして非常に誇らしいです。ツイッターでも発信していますしね!
独り言⑥
GKの序列が変わってきたのかな。志村が出ていましたね!みんな好きで応援しているGK陣ですが、ポテンシャルの高さと高卒生え抜きから志村には期待しちゃうんですよね。このまま頑張ってほしいです。すぐにボールをつけようとする意識が伝わってきました。
独り言⑦
リモート応援難しかったです…DAZNで見ているとリアルタイムモードは使えないですし、放送連動モードは果たして選手の力になっているのかと…ないよりはあった方がいいんでしょうけど!
とは言え、選手が良かったと感じているのは非常に大きいですよね!
3.最後に
甲府戦の内容は触れちゃダメですが、この試合はいいんですよね?
noteを書くのが遅くなりましたが、今シーズンは週に2度試合がある場合もあり、今後が心配になりました…
選手が大変なのはもちろんですが、我々サポーターも大変ですね笑