ハンニバル・レクター4部作を見ました。



ハンニバル・レクター4部作の魅力を解説

ハンニバル・レクター4部作は、サイコスリラーのジャンルで名高い作品群です。アンソニー・ホプキンスが演じるハンニバル・レクターは、知性と狂気が交錯するキャラクターとして、多くの観客を魅了してきました。
それぞれ、バラバラには見ていましたが、今回公開された順番にまとめて見ました。

各作品のあらすじと感想を交えながら、その魅力を探っていきます。

1. 羊たちの沈黙 (1991)

あらすじ: 新人FBI捜査官クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は、連続殺人鬼バッファロー・ビルを追うために、収監中の精神科医ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に助言を求めます。

感想: やはり一番面白い。この作品は、アンソニー・ホプキンスの圧倒的な演技と、緊張感あふれるストーリー展開が魅力です。ホプキンスはアカデミー主演男優賞を受賞し、ジョディ・フォスターも主演女優賞を獲得しました。観る者を引き込むミステリアスな雰囲気と、ハンニバルの知性と異常性が際立っています。

2. ハンニバル (2001)

あらすじ: バッファロー・ビルの事件から10年後、クラリス(ジュリアン・ムーア)は再びハンニバルを追います。一方、ハンニバルは彼を憎むメイスン(ゲイリー・オールドマン)や懸賞金目当てのレナルド・パッツィ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)に追われています。

感想: 前作から続けて見ると、クラリスの印象がかなり違うので、なれるのに時間がきる。前作とは異なり、ミステリー要素よりもグロテスクな描写が強調されています。特にクレンドラー(レイ・リオッタ)のシーンは衝撃的です。ホプキンスの演技は引き続き素晴らしく、クラリスとの独特な関係性も見どころです。

3. レッド・ドラゴン (2002)

あらすじ: FBI捜査官ウィル・グレアム(エドワード・ノートン)は、ハンニバルの助言を受けながら連続殺人事件を追いますが、ハンニバル自身が犯人であることを突き止めます。

感想: 時系列的には『羊たちの沈黙』の前日譚であり、ハンニバルがどのようにして捕まったのかが描かれています。ウィルとの心理的な駆け引きが見どころで、サスペンス要素が強い作品です。

4. ハンニバル・ライジング (2007)

あらすじ: 幼少期のハンニバル(ギャスパー・ウリエル)が、戦争で両親を失い、妹を殺された経験から、殺人鬼へと変貌していく過程が描かれます。

感想: ハンニバルの生い立ちが明かされる作品で、彼の内面に迫る内容です。シリーズの中では異色の作品であり、彼の過去を知ることで、他の作品の理解が深まります。
マダムムラサキは微妙。日本人から見たら日本人に見えない。


正直、ハンニバル・ライジングだけは別物だなと感じました。
音楽だけで言えば、羊たちの沈黙で使われた曲が一番好みです。

ハンニバル・レクター4部作は、それぞれに異なる魅力を持ちながらも、一貫して観客を引き込む力を持っています。あなたはどの作品が一番好きですか?コメントで教えてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?