後継の選択肢
今年の2月に、コンデジのLX-100の修理に関する記事を掲載した。その時の問題はセンサー上のゴミ。
その後、それ以外の症状、具体的にはボタン類の操作が事実上できなくなった上に、液晶表示の白飛び?。
つまりはほぼ運用不可能な状態に追い込まれていた。
考えてみたら、この手のガシェット毎日持ち歩いていたくせに、保護ケースに入れることもなくカバンに直入れ。
一方で、ここ数年はその地位をiPhoneに奪われ、逆に長時間放置。
そりゃ、故障もするよな。
そもそも、耐用年数は多分過ぎている。
その後継機をどうするか?
その選択肢は今や激減。
そもそも、高級コンデジの類は絶滅種となりつつあり、新品での選択肢はもはや、SONYのR-100シリーズ、CanonのG7X、Panasonicのlx-9、ここまでが1インチセンサー、加えてRICOHのGRただしこちらは単焦点。後は、FUJIFILMにもあるのか、、、、、、?
って、結構あるやん!
でもね、それなりに大きいセンサーに換算24mmスタートのF1.7の明るいレンズで、マクロ撮影も可能なコンデジって考えると、唯一無二の存在。
加えて、4:3の画角で、iPhone同じ。
まあ、ヴィーノさんからの影響を否定しない。(笑)
それはさておき、ブログへの掲載を前提とすれば、4:3って一番しっくり来ると思っている。
って、書いといて何だが、センサー自体が4:3な訳ではなく、ある意味トリミング状態であるらしいのだが。
そもそもの問題は、そのLX-100が、後継機のmkII止まりで廃番となったこと。
これって、そりゃ市場として旨みがなくなったとはいえ、文化の継承の側面からどうなのよ?
と思っていた。
しかも、今やその中古市場は高騰。
程度の良いものは、30万越えだったりする。
て、需要あるんじゃないの?と思ったり。
数が見込めないのなら高くすればいいじゃん!
俺は買わんかもしれんが。(^^ゞ
そう思っていた矢先、LEICAから、D-LUX8が新発売。
これって、いわゆるパナライカと言われるやつで、中身は限りなくLX-100mk2と思われる。
画像処理のソフトウエアのチューニングはLEICAが手がけているとの噂はあるものの、作例でそれが確認出来るものを俺は見たことはない。
ただし、少なくとも背面のユーザーインターフェイスは、LEICAの上位機種と互換が取れていて、赤いエンブレムよろしく、所有感は抜群。
たださ、ライカ持ってて、写真が下手ってのは許されない気がするので、逆に俺にはオーバースペック(笑)かも。
ちなみに、こちらのPanasonicバーション発売の予定はないとのこと。
つまりはこれがメーカー違いとはいえ事実上の後継となる訳だ。
価格は、税込286,000円。
てか、CanonR6mkII買えるよね。(^^ゞ
こうなったら、なにがなんでも修理するのが最善となった訳だ。
ま、お察しのとおり、修理にお金をかける背中を押されたってこと。(^^ゞ
そもそも、LX-100に不満はないのだ。(と、自分に言い聞かせる。)
無論、Panasonicのオフィシャルの修理の受付は既にクローズ。
結果、市井のカメラ修理店へ。
知る人ぞ知る、「フクイカメラサービス」。
ダイヤルスイッチの交換(こちらは多分新品)に加えて、メイン基板ユニットを中古の完動品に交換。
ここらは、カメラ修理業界の雄の面目躍如。
トータルコスト、税込み25,575円。
ってことで、コンデジの後継問題。
少なくとも数年は解決となった。