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歴戦の果て

名実ともに大学日本一決定戦となった、甲子園ボウル。
去年までだって、優勝チームは日本一であったことに異論はないが、じゃあ、2番は?3番は?
これに関しては、いわゆるパワーランキング的なものに頼るしかなかった。

そういう意味では、正常進化だとは思うのだが、伝統的な意味での東西対決ではなくなったことに一抹の寂しさを感じるもの確か。
ただ、その初年度は、結果として、歴戦の果てとして、東西対決となったのは、幸いであったと思う。

テレビはないので、こちらの録画配信で観戦。

気を遣ったというか、契約であろうがリアルタイム配信はなし。

関学を降した両雄の激突となったのだが、結果として似た部分の多いチーム同士の戦いとなった。
両チームともに打倒関学に焦点をあてたチーム造りをおこなっていたであろうし。

つまりは、フィジカルで圧倒することを目指す。
真っ当で正しい方針。
その上で、立命はランベース、法政はパスベースという相違点。

これに対し、関学は立命に為す術なく破れ、法政に対してはロースコアに持ち込むも最後はある程度目をつぶったラン攻撃に力尽きるという図式だったんだと思う。
何れも、負けるべくして負けたということだと思う。

さて、甲子園ボウルではそういう2チームが激突。
正に、オフェンスの力、真っ向勝負となった訳で、両チームのいいところが存分に発揮された好試合。
てか、観てる側には最高に面白い試合になったと思う。
1Q、2Qってお互いに狂ってたけどね。(笑)
それに活路を見出す、そういうチームカラーを反映してのものだったと思う。
ギャンブルはギャンブルであり、オンサイドはオンサイドやとは思うのね。
ノーガードのどつきあいを見せられた気分。
まあ、面白かったから良かったけど。(笑)

それが後半になった途端、両チームとも真っ当なゲームプランに終始。
判ったのは、法政のオフェンスに対して、ラインとラインバッカーに関しては立命に、セカンダリーは関学に一日の長があっただろうこと。結果として、立命はパスディフェンスをブリッツに振ったということ。

想像するに、対立命戦、年間2試合目に抜群の強さを発揮する関学であるが、今シーズンに限っていえばもう一度負けてたと思う。

さて、関学は来シーズン以降立命に勝てるのか?
その差がフィジカル所以故、これって負ける度に毎度ささやかれるのだけど、、、、。
はたして?
それにしても、立命のオフェンスラインのサイズやばかったよな!



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