はまるのかはめるのか
滋賀への盆帰宅の復路、京都からこだまで浜松下車、在来線で藤枝へ。
(ちなみに、帰りは在来線で静岡に向かい最終のひかりで東京。)
そんな関係もあって、19時キックオフも16時前にはスタジアムに到着。
バスの出迎えを含めてゆったりと試合に備える。
試合は残念ながら、3-0のある意味気持ちのいいくらいの完敗。
相手の特徴は、ハイラインでビルドアップ、攻撃的に来るということ。
これは既知であり、それに対してレノファも対策してきているハズ。
実際、序盤はロングボールで縦に早くという攻撃であったような気がするのだが、肝心の裏がとれたり、前戦で基点には至らず。
そうした中、多分準備してきた戦略であろうが、レノファの右の裏が狙われていた印象。
こちらは、少し前から前ちゃんが割と前に出て、ボランチがフォローする形。
こちらの完成度に相手は活路を見出したものだと思われる。
そして、それが序盤に見事にはまった。かつ、2回も。
こちらは、運不運だとか、そういう領域が支配する部分というのもあろう。
例えば、この得点を阻めていれば、もしくは1点に留めていれば、展開はまた違ったものになるはず。
3点目を奪われた時点でジ・エンド。
後半は、ハイラインを維持したまま退く藤枝にペナルティーエリアにさえ侵入がままならない状況に。
これは、必然であって、レノファの問題ではないと思う。
少なくとも、今のレノファにあれを打ち破る術はないと思う。
てか、大概のチームがそうだと思うし、こっから先は個のレベル、サムシング・スペシャルの有無がポイント。
その部分で、藤枝はレノファのそれを上回ったということで、藤枝が強い訳でも、レノファが弱い訳でもないと思うのだ。
藤枝は前戦の3-0敗戦を受けてホームできっちり戦略を構築出来たってことだと思う。
相手が上位だろうが下位だろうが、こういった構図は今後とも変わらないと思う。
ただ、レノファって相手の長所に対してがっぷり四つの真正面から対峙する戦略を選びがちなところが少々気になるところ。
この時点ではこの姿勢こそが大事なのかもしれないんだけど。
その上で、
監督から、アウェイのナイトゲームでの試合、つまりは前泊の過ごし方とかに問題があるみたいな話しがインタビューであった。
ちなみに、選手は台風の影響もあって、2日前に新幹線で静岡入りした模様。
通常だと、前日に羽田経由だと思われる。
まあ、何れにしても、通常と違うということも含めて、それなりにストレスがかかったアコモデーションとなったであろうと推察。
加えて試合が中止となる可能性もよぎったハズ。
この状況って、ルヴァンカップの松本山雅戦と似てない?
試合展開酷似してない?あちらは後半追いついたけどね。
こちらはオーガナイズというかマネジメントの問題よね。
今までは、それで済んでたんだけど、この順位を維持するのであればそうはいかないということ。
話しは変わるが、
藤枝のスタジアム、そもそもサッカー専用スタジアムということもあるが、バックスタンドの増設が終わってすっかりいいスタジアムに変身していた。キャパは13,000人。
それだけでなく、藤枝駅から無料のシャトルバスを運行。
この日の入場者数は、3,753人と決して多くはないんだけど、体感的にはもっと入ってる印象を受ける。
芝の状況も悪くないように見える。
この辺りの規模感がレノファに参考になる気がする。
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