見出し画像

ジェレミー一家が暮らしていた「ホームズ邸(Holmes House)」は、ただの家ではなく、深い対話と変容が生まれる場でした。多くの人がここで人生の転機を迎え、大切な気づきを分かち合ってきた場所です。
2025年に発生した山火事によって物理的な形は失われましたが、そこで生まれた学びとつながりは今も生き続けています。
そんな「この場所で、大切なことを分かち合った」須藤さんの言葉をご紹介します。彼らの言葉を通じて、軌跡と新たな未来への一歩を感じていただけたら幸いです。


ジェレミーとの出会いは、日本での研修で受講後も近況報告かねて、時折連絡をとっていました。
その後、2019年秋、幸いにもお家にお邪魔する機会がありました。近くに来たから、ジェレミーに会いに行こう、ついでに色々話を聞いてもらおう、そんな気軽な訪問でした。

シェフ・ジェレミーの牛頬肉の赤ワイン煮込みなど、お料理をみんなで囲み、じっくり内省してしまうようなお話も自然と出てきて、あっという間に時間が経ってしまったことを覚えています。
そして、今思えば、ここでジェレミーがかけてくれた言葉が、その後「インパクト投資入門」(日経文庫)執筆の後押しをし、当時は手探りだったインパクト投資業界への自分なりの貢献の仕方へと導かれたように感じています。

結果として、私にとって特別な時間を過ごして印象深かったからか、自分のお家でもないのに、部屋の間取りが書けそうなぐらい覚えています(ジェレミーの秘密の部屋は分からないけど!)。
あの優しいお家が生まれ変わり、次の姿を見せてくれること、待ってます。新しいお家でジェレミーのMac & Cheeseを食べながらお話ししたいこと、たくさんあります。

須藤奈応 (「インパクト投資」著)


この場所で生まれた学びと繋がりを未来へつなぐために、ジェレミー一家のフレッシュ・スタートを共に支えませんか?あなたの想いが、一家を支え、再び人が集い、変容が生まれる場をつくる力になります。

いいなと思ったら応援しよう!