
2025年を迎えて ~ソリセン開設~
皆さん、明けましておめでとうございます。
新年はいかがお過ごしでしょうか?お正月はご家族や友人など、大切な人と素敵な時間を過ごされたことと思います。
今年2025年の干支は、「乙巳(きのとみ)」と言い、十干の「乙」と十二支の「巳」が組み合わさり、「これまでの努力や準備が実を結び始める」年になるそうです。日ごろから努力を重ねている皆さんにとって、実り多き年になることを心よりお祈り申し上げます。
ジェイテクトにおいては、昨年にJTEKT Group 2030 Visionと第二期中期経営計画を策定するなど、飛躍への準備を整えてきました。これまでの準備が今年も結実するよう、グループ一丸で推進していきたいと思います。
20年目に突入した「歴史ある若い会社」
ジェイテクトは、設立から今年で20年目に突入しました。
ある機関の調査によると、国内企業の平均年齢は34年。ですので、ジェイテクトはまだまだ若輩者ということになります。
一方、祖業から計算すると、光洋精工創立からは105年目、豊田工機設立からは85年目であり、ジェイテクトはまさしく「歴史ある若い会社」と言うことができると思います。
祖業から培ってきた軸受や工作機械、そして自動車部品で培ってきたコンピタンスを事業の枠を越えて縦横無尽に使いこなし、若きチャレンジ精神から生み出される斬新かつ革新的なアイデアと融合させて新たなソリューションを創出する。ジェイテクトの2025年は先人の長年に渡る事業活動への感謝を胸に、既存事業の成長と新規事業の育成で社会に貢献する1年にしていきたいと考えています。
ソリューション共創センター開設
前回のnoteでお話ししたとおり、ジェイテクトは1月1日に「ソリューション共創センター(略してソリセン)」を開設しました。ソリセンは、あらゆるコンピタンスを使って皆さんの困りごとを解決していくfor All かつ by Allの組織です。具体的には、困りごとを抱えたお客様や社内部署と伴走し、ジェイテクトのコンピタンスを集約したコアコンピタンスプラットフォーム(略してココプラ)を活用して、社内外の技術や知見をつないで困りごとを解決していきます。
ココプラには、さまざまな要素技術を誰もが使えるように整理したテクノロジープラットフォーム(略してテクプラ)をはじめ、技術部門だけでなく、営業や経理、人事などが持つそれぞれの強みを整理したプラットフォームも取り揃えていきます。
またソリセンには、社内外とのネットワークを持ち、知見や経験値が豊富な人材を「コンシェルジュ」として配置しました。加えて、技術のことだけでなく何でも相談できる「ソリセンなんでも相談窓口」も設置。困りごとを抱えるお客様や社内部署の皆さんにおいては、どんどん相談を寄せていただき、ソリセンのメンバーと一緒になってソリューションを共創していただきたいと思います。
ソリセンは、まさに今年のジェイテクトを占う存在となります。皆さんの困りごとが解決するにつれ、ソリセン自身も成長していきます。そして数年後には、「すべての答えはジェイテクトの中にある」を旗印に、ソリセンとソリューションビジネスをジェイテクトグループの新しい事業の柱にしていきたいと考えています。

ジェイテクトの使命・存在意義を若草の頃に発表します
ジェイテクトは、昨年の8月にJTEKT Group 2030 Vision「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を発表しました。
一方で、Visionの上位概念となるジェイテクトの使命や存在意義についても、皆さんに分かりやすくお示しする必要があると私は認識しています。私たちジェイテクトグループが人々に笑顔をもたらし、社会と共生し続けるための不変の決意を、若草の季節には発表したいと思います。
さあ、2025年が幕を開けました!今年もジェイテクトは、「Yes for All, by All!みんなのために、みんなでやろう」を合言葉に全社一丸でチャレンジしていきます。飛躍に向けて着実に歩を進めるジェイテクトにぜひご期待ください!
2025年も何卒よろしくお願い申し上げます。
次回予告
次回のnoteでは、ソリューション共創センターについてもう少しお話ししたいと思います。