いつからイタリアに行けるの?
ヨーロッパのワクチン接種率も順調に50%を超えヨーロッパ旅行に行きたいという声がここ最近ではよく聞くようになりました。そこで今回はイタリアの現状をはじめ入国に必要な条件、グリーンパス(ワクチンパスポート)を解説していきたいと思います。
イタリアの現状
まずイタリアの現状を見ていきましょう。そもそもこの時期に観光客はいるの?というところですが、とてもたくさんの観光客でにぎわいを戻しつつあります。ヨーロッパは陸続きですので、主にフランス、ドイツ、スイスから車で観光名所を巡っている様子です。観光客の多くはワクチン接種を完了させてワクチンパスポートを保有しています。ですので、屋外ではマスク着用の義務がなくなりましたので、いままでの街中の様子とは異なりまるでコロナ前のような感じです。観光名所もオープンしています。イタリアは世界遺産の数が1番多く(58個もあります)都市が変わると違う国に来たかのような景色を楽しむことが出来ます。イタリアのワクチン接種率もヨーロッパの中では上位クラスです。ヨーロッパ全体では約65%ですが、イタリアでは約75%と順調に伸びております。8月の初旬にはグルーンパス(ワクチンパスポート)が導入されました。それではグリーンパスとは何かをご案内していきます。
グリーンパス
何かというとQRコード付きのワクチン接種証明書のことです。これはスマホのアプリで保存することが可能です。もしくは紙のワクチン接種証明書でもQRコードがついていれば大丈夫です。グリーンパス所有の対象者は12歳以上の方、全員になります。どこで必要になるのかというとレストラン、バー、ジェラート屋、その他の飲食店、文化施設、美術館、博物館、サッカー観戦などなど、さらに飛行機、長距離移動の列車、バスなどで必要になります。飲食店の屋外では不要です。注意点としては屋内ではマスク義務となっています。どのように使うのかは入場するときに提示するだけです。不正使用の場合は最大で約19万円の罰金になります。12歳以上の学生及び教職員の方もグリーンパスの所有が必要になります。やはり対面での授業をするためにお互いワクチン接種によって安全な状態を保つためでもあります。さらに10月15日以降、全労働者がグリーンパスの保持の義務が発表されました。所有していない場合は、5日間の出勤停止になるほど厳しい措置です。そのことによりワクチン接種率をさらに早め安全と経済を回していく本気度が伝わってきますね。
入国の条件
それでは、実際に入国する際に必要な書類関係を見ていきましょう。まずは飛行機に搭乗する72時間前までのPCR検査もしくは抗原検査の陰性証明書、次に日本発行のワクチン接種証明書、デジタル位置情報の登録が必要になります。登録するものは住所、緊急連絡先などです)これはイタリア大使館のホームページから登録することが出来ます。日本語に変換するモードがありますので、それ程難しくはありません。しかしイタリア国内で必要なグリーンパスはどのように申請したらいいのだろうと思われると思います。今現在、残念ながら日本で申請することはできません。しかし日本発行のワクチン接種証明書がなんとグリーンパスの代わりになりますので、ご安心ください。
まとめ
イタリアに行くには?必要な書類3点がそろえば行くことが出来ます。ただまだアジア圏からの観光客は訪れていません。まずはヨーロッパからの観光客を受け入れて次にアメリカからの観光客、次にアジア圏からの団体旅行の観光客を受け入れていくと予想します。1日でも早く世界遺産の宝庫であるイタリアに行けるようになることを願っています。