台湾も規制緩和で旅行が近づく!?
日本の水際対策が3月1日から緩和され親日家が多い台湾も緩和されたとの発表がありましたので詳しく見ていきたいと思います。
まずはいつから規制緩和されるのかと言いますと3月7日以降実施されます。主な内容としては3つ。まずは14日間の隔離期間が10日間に短縮されます。感染状況を見ながら隔離期間の短縮が予想されます。例えば日本の場合は当初は14日間の隔離から始まり、徐々に10日間、7日間、3日間、0日間という段階を踏んでいますので、今後に期待したいところです。次はマスク事情の緩和です。例えば屋内・屋外の運動、個人・集合写真の撮影時にはマスク着用は不要です。またスーパーマーケット、市場などではコロナ対策が実施されているお店での試食もできるようになりました。さらに新幹線、鉄道、高速バス、国内線などの公共交通機関での飲食もできるようになりました。海外からの入国は禁止でしたがビジネス渡航の受け入れを再開との発表がありました。すなわち特別入境許可の申請をすることが出来るようになりました。
次に台湾における警戒レベルを見てみましょう。警戒レベルは4段階に分かれており最も高い警戒レベルは4。基準は14日間の感染者平均が1日200名以上、かつ半数以上の感染ルートが判明できないとき。その際の規制は出勤・登校禁止となります。また食品の買出し、病院受診など特別な理由がない限りは外出禁止と最も厳しい制限になります。警戒レベル3は1週間以内に地域内クラスターが3つ以上の場合になった場合。外出時はマスク必須、レジャー施設は営業停止。警戒レベル2は国内で感染源が不明な場合。マスク着用に協力しない場合は罰金。屋外で500人以上、屋内100人以上の集会は禁止。警戒レベル1は海外からの市中感染の場合。規制は公共交通機関はマスク着用、ソーシャルディスタンスが基本となります。台湾政府は3月1日から31日まで警戒レベル2を発表しています。
最後に航空会社情報を見ていきましょう。台湾へはチャイナエアラインはじめ日本航空、全日空、エバー航空などが就航しています。今現在、中部空港(セントレア)は週1便のチャイナエアラインのみですが6月1日以降日本航空も就航予定です。つまりセントレアからは毎日2社(チャイナエアライン、日本航空)が就航予定です。東京発着は毎日2~4社就航、関空発着は毎日1~3便就航予定です。
台湾旅行業者は政府へ出口戦略としては3月からビジネスの往来の受け入れを再開、5月から団体・個人旅行の受け入れを再開、7月にはワクチン接種を完了しているすべての観光客の受け入れ再開。という「3・5・7緩和案」を提出している。この緩和案が実現することを願うばかりです。