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今後の島田賞について。

こんばんは!
サムネの写真は大森(石見銀山)にあるドイツパンのお店ヒダカの「チューチュー!!」というねずみの形のブレッツェルです。
ヒダカに行くと必ず買う大好きなパンです。
全く本題に関係ない話をしてしまいました。

前職時代、私の大好きな本を「島田賞」と題してどどんと展開していたのですが、店舗が閉店、退職し、所属会社も変わり継続は困難だと諦めていました。
しかし、先日1人のお客様の声から流れが変わりまして。

以前から「島田賞の島田さん?!」とお声がけいただくことはあり、島田賞が浸透してきていたことを実感してはもうできないことが悲しくて悔しくて寂しくて仕方なくなっていたのですが。
先日、品出しをしているときにお客様から「あの、島田さんって……」とお声がけいただきました。
ただ、お会いしたことがあるわけではないお客様だったために島田賞の島田かどうか確信が持てず、少しお客様が混乱されていたので「ジャストにいましたよー」とお返事したところ「あぁ!やっぱり!!」と大変驚かれました。

それから少しお話をしていたのですが、会話の間に何度も何度も「あぁ、本当によかった!!」と私の書店員継続を大層喜んでくださっているのがこちらに伝わるくらい繰り返されていたのが印象的で、「書店員続けられてよかったなぁ」と思いながらお話を聞いていました。
その流れで「島田賞を開催してもらうには偉い人に言えばいいのか」という話をされ、私自身今の会社での島田賞開催は無理だと決めつけていたのもあり、なんとなく「そうしたらできるかもしれませんね」とお返事したりしながら、会話を終えて仕事に戻りました。

品出しを終え、作業室で仕事をしていたところ上司がふらりと現れたので、先ほどお客様が島田賞を開催してもらうにはどうすればいいのかとおっしゃっていたことを伝えたところ、「じゃあやろうか」とあっさり開催決定。できるのならばやりたいと思っていたので、心の中で喜び舞い踊り。

でもこれは「お客様の声」というのが断然大きい要素だったのだろうと思います。楽しみにしてくれているお客様がいる、という事実があってこそ。

というわけで、島田賞やります!!

時期などはこれから店長と相談になるのですが、私は年末がいいなーと思っています。
(前職時代は文芸エンドでのフェアのない時期に組み込んでいたので6月だったのです)

参考までに過去の島田賞載せておきますね!

第1回『透明な夜の香り』千早茜著(集英社刊)
第2回『ヴィクトリアン・ホテル』下村敦史著(実業之日本社刊)
第3回『ない本、あります。』能登崇著(大和書房刊)
第4回『首取物語』西條奈加著(徳間書店刊)
第5回『眠れない夜にみる夢は』深沢仁著(東京創元社刊)
第5回『本の背骨が最後に残る』斜線堂有紀著(光文社刊)
第5回『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』ファン・ボルム著/牧野美加訳(集英社刊)

私的に問題なのは“第6回”にしていいのか、“第1回”にしなければならないのかということなのですが、それも店長と要相談ですね。これまで継続してきていることなので第6回にしたいのですが。

まだなにも考えていないし決まっていませんが、とりあえず開催は決定としてスケジュールを相談するように、と上司から言われているので、開催決定!というお知らせでした。

そのうちに発表するので、お楽しみに〜。

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