最終回では、端島の閉山によりとうとう炭坑夫は職を失うことになります。
閉山は昭和49年(1974年)、再就職援助計画を規定した「労働施策総合推進法」が施行されたのは遡ること昭和41年(1966年)、です。
再就職援助計画の内容は次のとおりです。
再就職援助計画の認定の申請をした事業主は、当該申請をした日に、大量雇用変動の届出(大量離職届)をしたものとみなされます。
一度に大量の離職が発生すると、労働力の受給に影響が出るため、ハローワークに迅速に対処してもらうために、あらかじめ届出を出す必要がある、ということですね。