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【1分の知識】第1回 初めて「家づくりのお金」を学ぶ

家づくりにかかるお金の内容と調達方法を知っておく

家づくりで気になるのはまず「お金」です。ほとんどの人にとって一生で一度の家づくりとなる場合が多く、何から考えればよいのか見当もつかない方ばかりかもしれません。ここでは大まかなお金の関係を整理します。



図:家づくりのお金はコストと調達が釣り合う

家づくりのお金は2つの部で整理

家づくりにかかるお金は「コスト」と「調達」で整理することができます。
コストはいくらかかるか、調達はどのようにしてお金を工面するかとなります。上の図では便宜上左側にコスト、右側に調達を積み上げてみました。

コストは4種

コストは4つの構成となります。
①不動産取得費
②設計監理費
③建設費
④諸経費
です。ここで重要なこととして「不動産」は、将来売却することで現金に資産を変換することがしやすく、将来子孫に引き渡すことで「相続」により価値を引き継ぐ選択肢があるということになります。そういった流動性の高い不動産資産をコストとして計上していない家づくりの情報誌があります。しかし不動産取得費として登記など様々な内容があるため、費用がまったくかからないというケースは少ないと思います。細かな税金や手続き費用などが諸経費としてかかるため、お金が足らなくならないように、あらかじめ見込んでおきましょう。

資金調達は2種

資金の調達として2つの項目があります。
①自己資金
②住宅ローン
自己資金には生前贈与といった親からの支援なども含まれます。あまりにも金額が多い場合は贈与税などがかかる可能性もあるため、支援が多額になる場合は税理士さん等に相談するのも良いかもしれません。住宅ローンは大きく「民間ローン」と「公的ローン」の2種類あります。一般的に民間ローンに区分される金融機関のローンを組まれる場合が多いでしょう。


おさえておきたいポイント!

税金の種類

諸経費(一部不動産取得費)に該当する「税金」は印紙税、登録免許税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税があります。意外なことに何度も税金を支払う必要がありますので、その都度焦らず、しっかりと納税しましょう!


知識のまとめ

家づくりのコスト=不動産取得費+設計監理費+建設費+諸経費
家づくりの調達=自己資金+住宅ローン


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