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ポルト大学1/4(アルヴァロ・シザ)
ポルト大学建築学部校舎はアルヴァロ・シザ(以下シザ)の代表作品の一つ。1985年頃から計画が開始され、一通りの完成をしたのは1996年(文献によっては1987年から1993年までなど、多説あり)といわれている。ヨーロッパの建築ではよく予算の関係上、いくつかの分期計画により工事計画を進めることは珍しくない。この建築はシザの建築への取り込み方が鮮明に表れていると言われる。
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特徴として校舎が分棟形式で立ち並ぶ「小都市」のようにして建築像が成立していることがいえる。建築群による中庭や建物の並びによる街並みとでもいうような、建築と都市の関係を表した縮図のようなプロジェクトである。これが建築学専用の建物というのが魅力的だ。
開かれたキャンパスに規律をもたらすマイルストーン
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学部のエントランスには白い箱状の東屋(内部はべに色塗装)とゲート(どこからでもはいれるので機能性よりも建築群としての文脈性に意味がある)が配置され、施設の入り口を印象付ける。ここにキャンパスがあるのだという主張が感じられる、一種のマイルストーンのような建物である。
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