血液ドーピングねぇ

そんな知識と能力があるのかちょっと疑問を持ってしまうところからのスタートですが、Athletics Integrity Unit アスリートインテグリティユニットです。無いとは思いますけれど、記録会で使用禁止となっている靴を意図的に使用した選手がいた場合は、こちらに通報をすることで資格停止処分が科せられる可能性があります。ドーピング以外にもいろんな規則違反をあれこれする団体ですので。ルール上、着用してレースに出るのは出来ますが、それをやった場合はドーピングしたのと同じくらいの処分が課せられたりしますので。

で、池田選手の案件は海外のサイトを見てもblood doping としていたところが、その文言を消しているのが出ているので、まぁどうなのかなと推移を見守るところです。ABPって何よ?というのがそもそもに分かっていない人が多いので大問題のようになっておりますが、

ABP0725d.pdf

こちらをご覧ください。

”血液検体や尿検体から直接的に「禁止物質を検出」するものではなく繰り返し血液検体や尿検体を分析することにより競技者毎の生理的なマーカーの基準値が設定されるとともに間接的に禁止物質 ・禁止方法を使用した結果として生じた生理的なマーカーの変化 を判断”

上記ファイル(JADAのサイト)より

ですので、まだ何にも言えないけれど血液の数値が異常な変化を見せたから何かやっただろ、とりあえず資格停止、という具合です。病気や高地トレーニングなんかでも数字が大幅に変化すると異常な変化になったりするので、こればかりは調査をちゃんとやってもらわないと何にも分からん、という話です。ですので、当面は見守るのみ。そんな感じでどうぞ。資格停止なので上記ファイルからして、本人の弁明が行われる段階ではあるはずです。そこでちゃんと違反をしてない事実を示せなかったらアウトかもですねぇ。


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