【歩き遍路】傾向と対策 [装備] 「救急袋」と「文具袋」
救急袋
今回、海外には必ず持って行く「三共胃腸薬」、「ビオフェルミン」(整腸剤、下痢によく効く)、「顆粒風邪薬」は持って行かないことにした。遍路道は生活道路だし、何が起こっても薬品店、ドラッグストアはどこにでもある。日本の薬がすぐ買えるからだ。
持って行ったのは・絆創膏・マキロン・テーピングテープ・小型はさみ・小さい安全ピン・小さい爪切り
【使ってみて】
絆創膏
これは山のように使った。ただ百均で買ったものは全く使い物にならず、失敗だった。包装袋が開けにくい、絆創膏そのものがぺなぺな、歩いているとすぐはがれる、と全く役に立たない。これこそ安物買いであった。
絆創膏はコンビニでもドラグストアでもどこでも売っている。見かけたら予備をすぐ買っておいた。毎日大量に使うので多めに持っておいた方がいい。小さいサイズは小指に巻く時につかう。総じて大きめのサイズの方が使いやすかった。
除菌剤
ウェットティッシュの代わりに使えるかと思って持って来たけど結局使わず、処分した。病院でマメは水で洗ったほうがよいし、キズは除菌しない方がよいと教わったので除菌剤を使うことはなかった。宿に置いて来た。
テーピング
足まめ対策としてテーピングを持って行った。しかし一回使っただけで以後使うことはなかった。一度だけ足裏に巻いてみたのだが、半日も経たないうちにぐづぐづになってしまい、すぐ取ってしまった。
事前に巻く練習をしていないものが、本番でうまくいくわけがない。当たり前のことだがつくづく思い知らされた。
文具袋
遍路生活に必要なこまごました物を入れておく。
ピンクのマーカーと赤サインペンはガイドブック、地図にマークするため。
ボールペンは納札に名前、住所を書くため。毎晩、眠い目をこすりながら何枚も書く。後半は黒サインペンを使った。
付箋は地図とガイドブックに使う。
安全ピン
肉刺(まめ)を潰すため、バラバラにならないように安全ピンでまとめてある。簡易カラビナ代わりに使うことも出来る。
結節バンド
これがとても便利だった。菅笠の応急処置、御杖の帽子が外れるのを止める、ザックにゴミ袋を括り付ける。コンビニでは必ず売っているので必要になった時に買ってもいい。バンド同士を繋いで長くする裏技もある。