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2021学会の必読書

今年度の日本教育技術学会の開催は、
12月12日(日)オンライン開催である。
https://jses1987.jimdofree.com/研究大会/

今回の学会のテーマは、
「教育技術の法則化運動の歴史から学び、未来を描く」だ。

事前学習会が始まっている。

その回の中で、谷和樹氏が推薦されていた一冊
『戦後日本教育方法論史』

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早速注文した。

谷氏が推薦されていた
「上」ではなく、
「下」が先に届いてしまった。

概観したところ、

「上」は、「トピック」で日本の教育史を振り返る
「下」は、「教科ごと」に日本の教育史を振り返る

という位置付けだった。

さて、「下」において、

1)向山氏またはTOSSに関する記述が何ページあったか?
2)それは、どの「教科」に関するページだったか?
3)それは、どのような主張として紹介され、整理されていたか?
(1)〜3)について、ぜひ、皆さんの分析や解釈を聞いてみたい!)

1)は、意見が分かれない(と思う)ので、記す。

向山氏またはTOSSに関する記述は、

(266ページ中)3ページ

であった。

3ページだからこそ、
日本教育史における向山氏・TOSSの位置付けについて、
さまざまな分析や解釈をもつことができる。

ちなみに、これは「下」の話である。
「上」には、石井英真氏が書かれた章が2つあるので、
分析や解釈は変わってくる。

だが、「教科で整理した日本の教育史」において、
向山氏やTOSSの記述がきわめて限定的なのはなぜか?

肯定的にも、批判的にも、仮説をもってみた。

こうして仮説をもつのは、大変わくわくする営みだ。

今年度の日本教育技術学会
お申し込みはこちらから
https://jses1987.jimdofree.com/研究大会/

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