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SEKAI NO OWARIのライブに行って感じたこと。
私事ですが、先日SEKAI NO OWARIのライブに行きました。
ボーカルの深瀬さんは、
中学2年生の時に、学校でイジメとリンチにあい、怪我をして入院。退院して、学校に行った時、皆に無視され続けたそうです。
その中で、唯一話しかけてくれたのが
SEKAI NO OWARIでギターをしてるナカジンさん。そして、同じくピアノを弾いているSAORIさんも同級生。
その後、渡米しましたが帰国し、発達障がいの延長線上の病気を患い
閉鎖病棟に入り辛い体験をしました。
今でも
ADHD 強迫性障害 パニック障害 であることを公表しています。
ライブでのSAORIさんのお話です。
SAORIさんがピアノで曲を作り、そのメロディーに歌詞を書いて欲しいと深瀬さんに頼もうと思った。
ただ、その時期の深瀬さんは、精神的に落ちていて、果たしてここは
ゆっくり休んでと言うべきか
歌詞を考えることで、気持ちをあげるべきか
SAORIさん、なかじんさんを始め、スタッフさんは何度も話し合ったそうです。
結果、深瀬さんは、やってみるよと言って
「タイムマシン」という曲の歌詞を完成させました。
深瀬さんが紡ぎ出す歌詞の1つ1つは
(辛くても、逃げたくなっても悪いことじゃない。でも、時には前を向いてみよう。良いこともきっとある)と語りかけてくれます。
今は、発達障がい、ADHD 、自閉症、双極性障害など
症状によって細かく診断名がつきます。
私が接した子供達の中にも、
こだわりが強かったり、意見を曲げなかったり、感情がコントロールできなかったりする子はいました。
伊藤先生は、いつもおっしゃっています。
「症状をきちんと勉強して、その子供にあった接し方をすること。」
それは、とても大事な事。
そして常に勉強をしないといけないと思います。
深瀬さんは、今も大変かもしれません。しかし、彼の周りには彼を理解し、見守る人々がいます。
米津玄師さんは、アスペルガー症候群、
you tuberのコムドットのヤマトさんも重度のADHDであることを公表しています。
周囲の理解と応援で
まれにみる、才能を開花させ
人に感動を与える存在になるかもしれません。
1人1人の子供達と、きちんと向き合い、その子が生きにくい障害を何か持っていたとしてもきちんと理解し、前に進んでいけるようサポートを世の中全体がしていく必要が、まだまだあると改めて感じます。