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絵画療法

カウンセラーの八井麻衣子です。
今日は、私が先日受けてきた(絵画療法)のお話をしたいと思います。

絵画療法とは、クライエントが描いた絵によって心理状態を把握する心理療法です。

カウンセラーをする立場ではありますが、
私自身も、自己成長や自己理解を深める為に、定期的にカウンセリングを受けます。

今回は、グループワ-ク(5人)で実施しました。下のは、1枚目の絵です。

ただ、今の自分の心の中を思いつくままに描きました
次に2枚目。この絵は、なぜ1枚目の絵を描こうと思ったのかを、グループの中で話をして、その思いを
共有しました。そのうえで、自分ではない他の参加者が、私の絵や思いに対して、明るい部分、こうなったらいいな、と感じるものを思い、絵を描いてもらいます。これを(ギフトを貰った)と表現していました
2枚目の絵を描いてもらい、なぜその絵になったかの理由、カウンセラーと話をしながら、自分を内省していきます。そして、2枚の絵とカウンセリングを通して、思いや考えを統合し、3枚目の絵に繋がっていきました。

たった1回で、劇的に何かが変わるわけではありませんが、ふと思いたった時に心の中を思いつくまま描いてみるのもいいかもしれません。

カウンセラーの中には、毎日絵を描いている人もいます。

ア-トセラピーには、他にも
音楽や、箱庭、コラージュなど、色々なものがありますが
芸術がもつ素晴らしさに触れる機会にもなるかと思います。

絵の上手い、下手は関係ありません。

英才塾の子供達にも、描いてもらったりしました。そこから、話をしていく事で、色々な事が見えてきました。

特に、自分の思いを口にする(言語化)のが苦手な子供達には、ぜひ一緒にしたい療法です。

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