～補助犬ユーザーから学ぶ～鉄道従業員として知っておきたい接遇の極意＃01
2024年5月に実施した接遇研修の動画が公開されました！
前半と後半の2本立ててアップされています。
今回は、前半の「弁護士による法令解説」動画をご紹介します。
解説をしてくださったのは、大胡田 誠 弁護士です。
大胡田弁護士は全盲で司法試験に合格した日本で3人目の弁護士でもあります。
盲導犬ユーザーである奥様との体験談なども交えながら、わかりやすく「身体障害者補助犬法（＊１）」と「障害者差別解消法（＊２）」についてお話しています。
補助犬法の3つの柱、障害者差別解消法の2つの柱とは、それぞれどのようなものなのか、ぜひ動画をご覧になって学んでみてください。
研修動画は厚生労働省のYouTubeチャンネルにて公開中！
この動画は鉄道従業員の方に限らず、「補助犬法」「障害者差別解消法」の一般的な内容について学べる内容となっています。ぜひご覧ください！
＊1 身体障害者補助犬法
2002年5月22日成立。
公共交通機関、不特定多数の人が利用する施設では、公的な認定を受けた補助犬の同伴を拒否してはいけないと定められている。
身体に障害のある人の自立と社会参加を促進するための法律。
＊２ 障害者差別解消法
2013年6月成立。
障害を理由とする差別を禁止し、障害者が社会参加するための合理的な配慮を提供することを義務づけている。
2024年4月の改正で、合理的な配慮の提供義務が民間事業者についても法定化した。
研修概要
【開催日】2024年5月15日
【関係機関】
主催：厚生労働省
協力：名古屋鉄道株式会社、中部鉄道協会、中部盲導犬協会、日本介助犬協会
企画・運営：特定非営利活動法人日本補助犬情報センター
【参加機関】
中部地区の鉄道事業者 計21社 約40名
（50音順）愛知環状鉄道、愛知高速交通、明知鉄道、伊賀鉄道、伊豆急行、伊豆箱根鉄道、遠州鉄道、岳南電車、近畿日本鉄道、三岐鉄道、静岡鉄道、樽見鉄道、天竜浜名湖鉄道、東海旅客鉄道、豊橋鉄道、長良川鉄道、
名古屋ガイドウェイバス、名古屋鉄道、名古屋臨海高速鉄道、養老鉄道、
四日市あすなろう鉄道